■白銀林道




◆6/24(土) 天気:晴れ時々曇り


天気予報では雨が降るような話でしたが、
昼前に起きたら空はバッチリ晴れていました。
これは出かけないともったいない・・・・この時間から出かけるにはちょうどいい箱根に行くことにしました。
箱根湯本から湯河原に抜ける「白銀林道」を目指すことにします。





箱根湯本側から進入です。
真横はゴルフ場の入り口なので、起点を見つけるのは結構簡単でした。
舗装化が進んでる林道らしいので今まで来る機会はありませんでしたが、
午後から来れる距離としては手ごろです。





ん??ハンターうろついてるんですか!?

林道に入ってすぐにびびる。





しばらく進むとゲートがありますが、しっかり開放されています。
特に問題は無さそうなので進入することにしました。





すごい・・・この林道、しっかりキロポストが設置されています。
この分だと迷う心配も無いかもしれませんね。





しかし依然として路面は舗装路。
山の中は気持ちがいいですが刺激が足りません。
ダート区間はいつ始まるんでしょうか。





このあたりなんか、法面までしっかり整備されています。
がけ崩れは確かに頻繁に起こりそうな場所ですが、手入れは行き届いてるみたいですね。





舗装路に飽きてきたので、そろそろ冒険してみましょう。
「大杉窪林道」という支線が延びているようなので、ちょっと寄り道してみることにします。
終点側から進入。





やっぱり・・・・
この林道はダートがばっちり残されていました。
全長1.3kmしかないので長い距離は楽しめませんが、いい感じに荒れた雰囲気がたまりません。





全体的に鬱蒼とした雰囲気ですが、たまにはこんな陽の入ってくる場所もあります。


うっ・・・・
起点はガッチリゲートで封鎖されていました。
XRを引きずれば出れないことも無いですが、別に出る必要もありません。

ただ、この起点は有料道路「箱根ターンパイク」に繋がっていたのです。
なので白銀林道を経由すれば、タダでターンパイクが走れるかも・・・
そこまでして入る理由はゼロですけどね。

それじゃあUターンして戻りましょう。



・・・・うわっ!





いきなりリアに衝撃が走ったかと思ったらこんな状態に・・・
せっかくなので撮影しましたが、この溝がもう少し広かったらやばかったです。。



手でXRを押しても、意外としっかりはまってて自分ひとりの力じゃどうしようもないです。
無理やり発進をしようとしたものの、タイヤが地面を掴まずに空転する最悪の展開に。
溝の角でリアタイヤが無駄に磨り減っちゃいました・・・。

お尻の方に体重を目いっぱいかけて、タイヤが空転しないように注意しながらなんとか脱出。
ちょっと焦りました・・・。





白銀林道に戻り少し進むと、また支線林道発見です。
桜山林道という看板がありましたが、いきなりな鬼勾配でちょっとビックリです。
とりあえずこっちも少し進んでみることにします。





こちらも幅員狭くなかなか楽しげな道です。
路面状態は進む毎に悪くなってきます。





・・・やっちゃいました。
段差が激しいところでずるっと滑って見事に転倒・・・・。

なんだか足が痛いですが、下敷きになったわけでも挫いたわけでもないので多分大丈夫でしょう。
XRを起こして更に進みます。





う~ん・・・・かなり深い溝がずっと続いてる感じです。
ちょっと危険な雰囲気を感じたのでここで引き返すことにしました。
今日はほんのちょっとフラットダート走行だと思っていたので、オフロードブーツも履かずジーンズにトレッキングシューズって服装。溝にはまったりすることを考えると、ソロツーリングでこの装備では怪我をするような嫌な予感がしてきました。



引き返すのも勇気。素直に戻りましょう。





白銀林道に戻りしばらく進むと、やっとダート区間です。
でも妙に路面がフラットすぎやしませんか?砂利も綺麗に敷かれているし。

多分、ここもうじき舗装工事入ると思います。
貴重な神奈川県のダートも、こうしてどんどん失われていくのは悲しいです。





ひとまずここでダート終了。
舗装寸前のフラットダートなので、この付近はオンロードバイクでも走れる感じです。
オフロードバイクだとちょっと物足りないくらいですね。





その後は舗装と未舗装を繰り返しますが、
景観のいい場所もちょくちょく出てきます。
山の向こうに見えるのは・・・海かな??





ひぃぃぃ・・・・なんですかこの目は!
なんだか夢に出てきそうな感じです。

”ゴミを捨てると宇宙人に何かを埋め込まれます”





白銀林道15kpにて。
後半は山の景色を眺めながら快適に走れます。





いつ舗装工事が始まるか分からないくらい綺麗な砂利ダート。
素敵な景色ですが行く末がちょっと心配。





一旦舗装路に戻ったところですが、なかなかいい景色だったので撮影。
湯河原の町の向こうに海が見えるいいロケーションです。
ただ、この季節はもやがかかることが多いのではっきり見れないのが残念。
冬場はもっと素敵な景色のはず。





終点付近の数キロ区間はなかなかいい感じ。
このあたりは当分舗装されることもなさそうな雰囲気です。
水溜りがかなり多く、全てを避ける障害物走行を楽しんでましたが、たまに気が緩んだ瞬間に思いっきり突っ込んでしまうことも・・・

ひざから下がびしょ濡れです。。。





更に奥はもっといい感じです。
路面も起伏があって楽しいですが、岩がむき出しの路面はちょっと不快です。
こっち側はちょっとオンロードじゃ厳しそうですね。





白銀林道終点に到着です。
起点はゲート開放してるのに終点を閉鎖するとはいかがなものか?

仕方がない・・・・





瞬間移動の術を使いました。





終点はそのまま神奈川県随一の走り屋スポット「椿ライン」に合流します。
そのまま頂上を目指して芦ノ湖を経由して帰ることにしましたが、すごいスピードで飛ばしてるオンロードバイクがいっぱいです。

自分はそんな走りを真似するつもりがないので、後ろから来るバイクを抜かせましたが・・・試しについていこうとすると結構XRはがんばれます。
コーナーでは400ccクラスのバイクにも引けを取らない・・・というか追いつけるのですが、やっぱりストレートの加速は負けますね。オフ車は軽いので峠道でも結構速いのですが、直線の加速はやっぱり力不足でした。

その後は国道1号をひたはしり帰宅。



白銀林道は延長25km以上あるのに、ダート区間は合計で8kmくらいでした。
ただ、支線としていろんな林道が延びてるので、それらを合わせればそれなりに楽しめる感じです。
でもまた舗装工事が入りそうな感じだったし、今後はほとんどダート区間が無くなる様な気がします。

また、今回途中で断念した支線はちゃんとした装備をしてリベンジしたいですね。



走行距離 191km



INDEX