■奥多摩→名栗




◆7/29(土) 天気:晴れ→曇り一時雨


先週に引き続き今日も出かけることにしました。
天気によっては出ようと思って一応早起きしてみると、外は快晴!
こんな陽気は久しぶりです。青い空の魅力に誘われるようにして出発。





そこそこ雲は出ていますが綺麗な青い空!
とっても気持ちがいいです。

今日は奥多摩の林道に行くことにしました。
奥多摩へは国道411号を西へ向かうのが一般的ですが、
あそこは渋滞がひどいので南の山梨県側からアプローチします。





山梨県北東部の小菅村にやってきました。
こちらは交通量がほとんど無く快適です。
本来はここを右折して奥多摩湖の西側へ出るのですが、交通不能という素敵な単語に惹かれてしまいました。
さて先はどうなってるんでしょう・・・直進します。





なんと、直進するとダートです。
ちなみにこの車・・・御丁寧に台座まで用意されてますが廃車です。





ここで行き止まり。
この先は徒歩で入り込めそうなものがありますが、釣り人がたまに入り込むくらいでしょう。 道中見所があったので、帰りがてらそちらに向かうことにしましょう。





まずはこちら。
雄滝まで徒歩10分ですか・・・
オフロードブーツを履いてのハイキングはどうかと思いますが、ちょっと入ってみます。





雄滝までの道のりにはこんな橋が。
見た目ぼろそうにも見えますが、木がしっかりした太さなので問題ないです。
ただちょっと苔むして滑る時があるので注意しましょう。
私は滑りました。





しばらく歩くと2筋の滝が見えてきました。
結構勢いありますね・・・もっと近づいて見たい。





雄滝の説明・・・。
男性のシンボルに似ている?どういうことでしょう?
そして、滝のしぶきにかかると男性は精力増進。女性は子宝に恵まれるそうです。





あ、分かりました・・・・これはち○こだ。
この2つの滝に囲まれた部分が、そそり立った男性シンボルなんですね。
うん、確かに形似てますね・・・・ち○こだと思って見れば見るほど他のものには見えなくなってしまいます。





せっかくなので滝のすぐそばまで行くことにしました。
せっかく来たのでしぶきにかかって精力増進を狙います。





ここまで来れば安心です。これで精力増進間違いなし。
って、元々そんなのを気にする年齢はありませんけど、せっかく来たんですからね。





更に戻るとあるのが白糸の滝。
こっちのほうがこの付近では有名みたいですね。白糸の滝っていう名前は全国いろんなところにありそうですが、もちろんこちらにも行ってみます。





場面は飛んで白糸の滝の説明。
龍がいるという言い伝えがあるんですね。





真っ直ぐでなかなか綺麗です。
富士山の西側にある白糸の滝が有名ですが、こっちもなかなかいいですね。





いや、なかなかいいって言うかこっちのほうが綺麗かもしれません。 山奥に佇む素晴らしい空間。一筋の光が美しいですね。





滝つぼのそばに下りてきました。
落差がかなりあるので、下から見上げると大迫力でした。
水も澄んでいて美しいです。





滝の入り口に戻ると、赤いTRXとHORNETがありました。
帰り際にすれ違ったカップルが乗ってきたようですね。
赤いバイクが3台並ぶ光景は珍しいですね。



この後奥多摩に向かって走り出し、国道411号線まで出ました。
西に向かって走り山梨の泉水谷と大ダル林道に行こうと思ったのですが・・・
さっきまで晴れてたのに一気に雨が降ってきました。
このまま雨の林道ツーリング・・・も考えましたが、今月既に十分楽しんだのでやめることに。
空模様はかなり危険。激しく降ってくるのも時間の問題な気がするので、空が明るい東側へ向かう事にしましょう。





東に向けて走り、奥多摩湖までやってきました。
しかし雨は強くなる一方。いつの間にか東側からも雨雲と霧が・・・

完全に囲まれました。
撮影してる間にも雨がどんどん強くなります。
のんきに写真を撮ってる場合ではなかったようです。
そのせいで、レインウェアを出すタイミングを逃しずぶ濡れ。





写真で分かるでしょうか?
激しく雨が降り続き地面で雨水が跳ねまくってます。
国道沿いには雨宿り出来る場所が無かったので、旧道に逃げてきました。





運よくこんなガレージのような場所を発見出来て良かったです。
こんな雨は久しぶりなので、いつもは黙って走り出すところですが危険を感じて退避したのです。
ここには同じように雨宿りをしているミニバイクのおじさんがいたので、彼と話しながら雨が弱まるのをのんびり待つことにしました。
ちょうど昼だったので、林道の途中で食べる予定だった昼食もここで食べることにしました。



おじさんは地元の釣り人。林道情報にも結構詳しいので話しが合いました。
最近日原鍾乳洞の奥にある小川谷林道でクマが出たっていう話も聞きました。
なんとツーリングライダーが襲われたそうです。首筋に一撃食らって30針だそうで。
よく生きてましたね・・・多少誇大表現が入ってるのかもしれませんが、首筋に食らってそれだけでも奇跡な感じがします。

ちなみに襲われたシチュエーションにもビックリです。
鹿がクマに食べられている横をすり抜けようとして襲われたそうですよ。
襲われた本人は、まさかそれがクマとは思わなかった・・・と言ったそうですが、
鹿を食う生き物って日本ではクマ以外思い浮かばないんですけど。。。
自分もクマを見つけたら、せいぜい気をつけるようにしましょう。





おじさんのバイク・・・なんと約30年前のものらしいです。
先日部品を注文しようとしたそうですが全然残ってないようで・・・北九州になんとか部品があったようです。



さて、1時間ほど休憩していたら雨も弱くなってきました。
おじさんに別れを告げ東へ・・・・日原鍾乳洞付近の林道に行こうと思いましたが、こっちは晴れそうにも無いですね。

仕方ない・・・一瞬もう帰ろうかと思いましたが、奥多摩を諦めて埼玉の名栗へ。
きっとあっちは雨が降ってないでしょう。と根拠の無い理由で北上。





さすが。
やはり困った時の大名栗。起点付近で雨がなんとかやんでくれました
もう何度も走ってますが、関東にあって21kmのロングダートは貴重です。





起点付近は荒れてましたが、先に進むとフラットなダートも。
ただ路面は雨上がり。ぐっちょりとしてる場所もありかなり泥が跳ねます。





相変わらずの好展望。
あとはこの雲さえなくなってくれればって感じですね。





この落石はなかなかすごいですね。
XRの2倍の高さがあります。この林道でこの大きさの落石は初めてです。
なかなか怖いもんですね。





走ってる間にまた晴れてきましたね。
深い山々が見渡せます。ちなみに向こうの稜線にあるラインは恐らく西名栗林道です。





ど真中にアゲハチョウが。
動きを見ていると、どうやら水を吸っているようです。
近づいても全く逃げる様子が無いので、踏まないように気をつけて走りました。





ここは以前記念撮影した場所ですが、その時に比べてかなり草が生えて別の場所のようです。
撮影した角度は違いますが、4/1のときの写真はこちら





大名栗林道を抜けて西名栗林道へ行ってみました。
しかし起点には以前無かったワイヤーが張られてて通行止め。





鉄製の太いワイヤーです。
バイクだと傾けたり倒しながら引きずればなんとか入れると思います。
・・・が、ここまでしっかりしてるのだから入らないほうがいいと思います。

4月は普通に走れたんですけどね・・・残念です。





それならばと、大名栗林道の途中に繋がる有馬林道を経由して大名栗を戻る作戦に。
しかし有馬林道もがっちりとチェーンゲートで封鎖されてます。





仕方ない・・・。
大名栗をまた終点から起点に戻ることにしましょう。
大名栗林道は片道21kmのダートなので、往復するだけで40km以上ののダート走行ができるんです。





ここが大名栗林道の終点です。
林道は終点から起点に戻るだけでも景色が違うので楽しめます。
特に今日は天気もよくなったので、なかなか期待できますね。





・・・ん?
ふと足元を見てビックリ。
ブーツから草が生えてるように見えますね。





晴れてきた林道はほんと気持ちがいいですね。
遠くから見上げた角度で見るXRが結構好きです。





最大ズームで撮影。
デジタルズームが入ってるので画像はダメな感じですが、
リアの積荷にスズメバチが乗ってます。
やっぱ黒いものに近づいてくるって言うのは間違いないようですね。
自分も黒いウェアだったのでハチには近づかず、去っていくのをのんびり待ってから出発しました。





行きには撮りそびれた写真がこれ。
土砂崩れで木が根本から崩れてきてそのまま直立しています。
バイクならなんとか走れるスペースがありますが結構びっくりです。





大名栗は絶えず好展望が続くので、XRの写真をいっぱい撮ってしまいました。





こっちもいいですね。
名栗には今まで冬か春にしか来たことがなかったので、草が生い茂る様が新鮮です。





来るたびに思うのですが、あの集落はどこなんでしょう。
結構方向音痴な部分があるので、帰ってきてから地図を見てもどこの集落なのか見当がつきません。





その後家に帰ってきましたが・・・・足元を見るとまた激しく汚れてますね。
泥がそのまま固まってしまったようです。いつものことなんですけどね。
帰り際に町の中を走ったりするのですが、この姿をみると通行人の視線がちょっと冷たいです。
お店とかにもなかなか寄る勇気が出ないですね・・・。

足元とバイクの足回りに水をかけて汚れを落としました。
次に乗る前にまたチェーンオイル等の簡単な整備をしておきましょう。



走行距離 341km



INDEX