■高取山&宮ヶ瀬ダム



◆12/16(土) 天気:晴れ→曇り


GPSによる走行ログはこちら → クリック
日記と合わせてご覧ください。



2週間前に引き続き、VTRのNさんと共に宮ヶ瀬ダムへ。
前回時間の都合で行けなかったダム巡りをします。
そして、今回は登山にもチャレンジ予定。





朝の国道20号甲州街道。
高尾山の横を抜けて大垂水峠に向かって西へ向かっている最中の情報BOX。

気温6度は思ったより寒いかも。
空は快晴気分も良いです。





大垂水峠にやってくると、目線より低い場所がガスってることに気付きました。





上から見た景色は綺麗だったんですけど、
この霧の中にこれから突っ込むと思うと少し憂鬱。
宮ヶ瀬ダムは大丈夫なのだろうか・・・。





相模湖で国道412号線へ入り南下。
「相模湖ピクニックランド」の看板を撮影。



・・・・・栗ウサギ??



webサイトを調べたけどこの栗ウサギの名前は判明しませんでした。





9:40
宮ヶ瀬ダムではなく、最初にやってきたのはここ「沼本ダム」

とても小さなダムですが、堤体が水没している珍しいダムです。
ちなみにここは以前、神奈川県道515号線の通行不能区間を探している最中に迷い込んだ場所でした。 半年経って、やっと「ここが噂の沼本ダムだったのか」と気付いた次第。

半年前は人っ子一人いない静かな場所だったけれど、
今日は工事業者が入り込んでました。





10:05
宮ヶ瀬ダムに到着。

今日はこの駐車場にバイクを停めて、宮ヶ瀬ダム見物と高取山登山を両方こなす予定。
宮ヶ瀬ダムの敷地内に登山道の入り口もあるので、ちょっと不思議な場所かもしれません。

そこでふと、NさんのVTRを見て絶句・・・・





すごい・・・・VTRってシートとリアフェンダーが一体化してたんですね。
こんな外れ方をするなんて全然知らなかったので、私にとってはビックリ映像でした。
昔乗ってたオンロードバイクはシートが外れるだけだったんですけど、
VTR以外にもリアフェンダーとシートが一体化したバイクはあるのでしょうか?



午後から曇る予報なので、ダム巡りより先に登山をすることにしてここで登山用意。
ヘルメットや工具など、余計な荷物はここに置いていざ登山道へ。

・・・でも、せっかく来たのだからと先にちょっとだけダムを見ていくことにします。





これがダムの堤体。
予想以上の大きさです。

3年前にソロツーリングで一度来たのですが、
そのときはこんなに大きかった印象がありませんでした。
一度訪れた場所でも、時が経ってまた来ると印象が違うものですね。





堤体の横にはこんな階段が。
ものすごい数の踊り場を経て、約150m下に降りられるようです。
しかし一般者は立ち入り禁止で、無料のエレベーターか往復300円の「インクライン」を使って下に移動するのが一般的だそうです。

ちなみにこの階段の名称を「キャットウォーク」と呼ぶそうな。





宮ヶ瀬湖と冬の空。
すっきりくっきり気持ちのいい景色です。





9:50
ダムの本格的な見学は後回しにして登山道へ。
この橋の横にある細い道が登山道の入り口です。

ものすごい細い・・・・
登山は子供の頃以来なのでちょっと緊張します。





webで下調べした感じだと、初心者向けの登山道と書いてあったのですが、
ちょっとした脅し文句のように見える文章ですね。
初心者向けとはいえ、登山をなめるなよって意味で御丁寧に書かれてるのでしょう。





・・・・・本当にこれが初心者向けなのか!?

予想を遙かに超える勾配なんですけど。
足元も結構滑るので要注意。

歩いて5分ですぐ息切れ・・・・
しかし、こんなとこでいきなり休憩してたら絶対たどり着けません。
我慢して20分ほどひたすら急勾配を登り続けます。





やっとこ休憩スポットを発見。
既に結構汗をかいてしまいました。
ここでセーターを脱ぎリュックにしまい、しばし休憩。





崖のそばに寄って、眼下に見える宮ヶ瀬ダムの堤体を観察。
写真では分かりにくいですが、米粒のように見える家族連れを発見。
この距離なら気付くかもと思い、大声で叫んでみました。



・・・しかし家族は無反応。
おかしいな。山に反響してかなり声が響いたと思ったんですけどね。
あの家族連れ、まさかこんなロングレンジから覗かれているとは思うまい。





空を見上げると一筋の飛行機雲が。

向きによっては若干曇ってる場所もありますが、
とても気持ちのよい空です。
バイクで走ってると結構寒かったのに、ダウンジャケットを置いてきてるのにこんなに暑いとは。





ふと休憩スポットで見つけた看板。
12月も半ばだし、もう大丈夫かな・・・・





休憩終了後再出発。

この木は根元でつながってるんでしょうかね?
途中でものすごい数に枝分かれ(いや、枝というには太すぎるか)していて面白いです。

林道をバイクで走ってるとふと通り過ぎてしまうような景色ですが、
徒歩だとバイクに乗っていたら気付かないような景色が気になったりしますね。
山歩き・・・想像以上に楽しいです。





道はだいぶなだらかになりました。
このままずっと歩ければ結構快適だとは思うんですけどね。

確かにこの付近は初心者向けかもしれませんが、
最初の急勾配は絶対おかしい・・・





ちょうどダムと高取山山頂との中間地点に到着。
実はこの時点で登山開始から1時間以上軽く経過しています。
横の距離にするとたった1kmかもしれませんが、なかなか険しい道のりでした。





途中、このように宮ヶ瀬湖が見える場所が何度か出てきます。
木々の間から見える景色も素敵ですね。、
夏だったら葉っぱが生い茂ってて全然見えないだろうけど、鮮やかな緑も綺麗なんですよね。





この付近はほんと歩きやすかったです。
小さな笹が可愛い区間を歩きます。

途中で何度か他の登山客とすれ違ったり、
休憩場所ではお話したりしつつ歩きます。
でもみんな御年配の方々でしたね。
話を聞くと、私たちの年齢は彼らのお子さんと同年代・・・。





こんなカラシ色のキノコも発見。
ちょっと触ってみようかと思ったんですけど、
表面が糸を引いてたので見てるだけ・・・





山頂が近づくにつれてまた道が険しくなってきました。
ここは道の両端が崖というちょっとしたデンジャラスゾーン。

落ちたらタダではすみません。
緊張しつつ足元に注意して歩きます。

最後のほうは岩に手をついたりロープを掴みながら上る場所も出てきましたが、
ついに頂上が見えてきた・・・・





12:50
登山開始から2時間かけて、ついに山頂へ到着。
途中から曇ってきたので写真ではなかなか伝わりませんが、神奈川県の平野部がしっかり見えます。
素晴らしい・・・・予想以上の景色です。



横にはやぐらのような展望台があったので上ってみることに。





・・・幻想的な風景です。
こちらは丹沢山系方面。大山も見ることが出来ました。

曇の微かな隙間から差し込む光が美しすぎる・・・・。
もう言葉は要りません。

林道の途中で見る景色も確かに素晴らしいのだけど・・・
自らの足で登ってきた山頂からの眺めの素晴らしさ、
そしてこの達成感は写真では伝えきれない感動です。





こちらは宮ヶ瀬湖メインで。
橋の上を通る車両がなんとか視認できます。
完全にミニカーですね。





そして宮ヶ瀬ダム。
私たちはあそこから自らの足でここまで歩いてきたのです。
よくここまで登山の初心者たちが来れたもんだ・・・・

決して来れない道のりではないと思いますが、
とにかくこの時はただただ感動するだけでした。





そして関東平野。

晴れていれば横浜ランドマークタワーや新宿の東京都庁が。
彼方には、北関東は茨城県の筑波山まで見ることが出来るそうです。

私には、そこまで遠くまで見渡せなくともこの360℃パノラマで十分感動です。
登山の御褒美で見られる景色って、こんなに素晴らしいものだったんですね。



この後は展望台から降りて眼下に見える景色を見ながらご飯を食べ、
Nさんと景色に感動した話をしながら下山用意。



13:30下山開始。
途中2度ほど休憩しながら降りてきました。





14:40
登りの半分ちょっとの時間でするすると下山。
しかしながら登りとは異なる筋肉を使うらしく、早く下りられたものの足も疲れたし体も熱い。

火照った体をクールダウンさせるのにちょうど良かったのがこの「アクアソフト」でした。
青っぽいような緑っぽいような爽やかな色で、味も爽やかなラムネ味。

ただ・・・気温は元々低いので。。
ソフトクリームを食べている途中に一気に体感温度も下がり、
食べ終わった頃にはむしろ寒くなってきました。
Nさんも半分ほど食べただけで寒くなってしまったようなので、
残り半分をもらって一気に食べ尽くす。

寒いけどうまい。
1.5人前を平らげて宮ヶ瀬ダム見物です。





まずはダムの下へ向かいます。
下りは「インクライン」を使うことに。
300円の乗車券を買ってインクライン乗り場へ。

券売機を見ると、子供料金は「小人」と書かれてます。
よくありますよね・・・こういう”こびと”料金って。

でも、ここの小人料金はかなり強気です。





コビトトハ、ショウガクセイデス



このダムでは小学生の事を「こびと」と決め付けるそうです。





いざインクラインに乗車。
この鉄骨の線路のようなレールの上を、大きな堤体を見ながら下りるのです。

それにしてもものすごい角度ですね・・・・
インクラインには私たち以外に1組の親子がいたのですが、
率先して前に出て、わくわくしながら動き出すのを待ちます。

Nさんも勢いよく前に出てきましたが、
高所恐怖症だという事ですこし気分が悪そう。
しかし、ここはやはり前で体感せねばなりません。





動き出しました・・・・
やはり間近で見るダムはものすごく大きいです。
見下ろしたり見上げたりしましたが、やはり下に向かって撮影するのが一番スリリングですね。





下からは上りのインクラインもやってきました。
しかし乗客はゼロ・・・・

ダムはこれくらい寂れているのがちょうどいいです。





ダムの下に到着。
圧倒的迫力・・・堤体の高さは日本第6位だそうです。





少し離れたところにある橋の上から撮影。
それでもまだダムの堤体の全景をおさめることができず。





ここまで離れて、やっとダムの全景が写真に入りました。
遠くから見てもこの迫力。人間ってほんとものすごいもの作りますよね。





広場にはロードトレイン「愛ちゃん号」が停まってました。
3年前に来た時は動いてたんですけど、今日はもう人もまばらだから動いてないのかな。
「愛ちゃん号」と呼ばれる所以は謎。
まあ、ダム下のこの町が愛川町だからとか、そんな理由でしょう。





こちらは宮ヶ瀬ダムの副ダム「石小屋ダム」です。
宮ヶ瀬ダムと比べるととても小さいですね。





石小屋ダムの堤体上にかかる橋。
後ほど宮ヶ瀬ダムの堤体の上の写真も載せますが、これは宮ヶ瀬ダムと比べるととても可愛いサイズです。





さあ宮ヶ瀬ダムに戻りましょう。

ちょうど撮影ポイントっぽい場所があったので撮影してみました。





帰りはエレベータで一気に昇るつもりです。
堤体の真下から見上げた写真ですが、一見何がなんだか分からないような写真になってしまいました。





下から見上げたキャットウォーク。
気合を入れて一気に駆け上ってみたいけど、
立ち入り禁止だしばれたら逃げ場がないので諦める・・・





エレベータを上って堤体の上までやってきました。
ものすごい高さです・・・・覗き込むと結構怖いですここ。

写真の上にマウスカーソルを合わせてみてください。
矢印の先に豆粒のようなカップルがいます。





これがだだっ広い宮ヶ瀬ダムの堤体。
真ん中にうろついてる人間は私です。。。

あまりのだだっ広さと気持ちよさで全力疾走してみたい気分になりましたが、
Nさんにこれ以上頭のおかしな奴だと思われたらたまらないのでやめました。
今日は、既に登山道から堤体の家族連れに向かって叫んでますからね自分・・・





16:30
宮ヶ瀬ダムを出て、現在はダムの下に埋もれた集落への入り口・・・・
水没した旧道へやってきました。

もう空が薄暗くなってきて、写真がなんとか撮影できるレベルですが・・・
これはちょっと驚きの光景です。

というのも、以前1人で来た時はこんな水位が高くなかったんですよ。
9月16日に来た時はこんな感じで、先にはまだまだ道が続いてて崖沿いの旧道にも行けたんです。

実は登山中に出会った方から、水没前の宮ヶ瀬地区の情報を得ることができたのです。
20年前のダム完成前はこの旧道がしっかりと機能していて、写真上部の橋はまだ出来上がってなかったようです。
そして、私の予想通りこの水没道路の先にも民家があったとのこと。

現在は、当時の面影を残したままの民家が宮ヶ瀬湖のそこに沈んでるんでしょうね。
・・・・色々と頭の中を駆け巡る想いがあります。

旧道や廃道探索を生業とする方たちや、 ダムに対して思い入れがある方たちには、きっと分かって頂けると思います。



国道412号→246号とひた走り、休憩した後に解散。
国道16号経由で帰宅しました。



最初は、2週間前に時間が無くなってしまった分のやり残しツーリング的な感覚で考えてましたが、
登山を織り交ぜた事によりしっかりと遊びつくした1日になりました。

自身アウトドアグッズを揃えるのが趣味のようなものになっていて、
前々から登山に興味は持っていたのですが・・・
まさか身近なところに私以上に登山に興味を持っていた仲間がいたとは思いませんでした。

今後も林道ツーリングばかりでなく、
自らの体力づくりのためにも登山はいい選択肢だなと思いました。

自分の足で歩いて辿りついた絶景はバイクで辿りついた景色とはまた違った感動があり、
とても素敵な思い出になる事にも気付きました。



今年もあと2週間で終わり。
登山の機会はもう無さそうですが、来年は少し登山の機会を増やす事ができればいいなと思いました。
いつか富士登山もしてみたいですね。



走行距離 160.3km



INDEX