■小串硫黄鉱山跡



◆10/13(月) 天気:晴れ


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さて、毛無峠からダートを走り小串鉱山跡へ向かいます。
後ろを振り返ると素晴らしい景色が待っています。





途中ごろりと岩が転がってる場所がありましたが、
車でもどうにか抜けられるので問題なし。





広い空間へやってきました。
夏に来たときはここを直進したのですが、ふと周囲を見ると立て札を発見。





小串お地蔵堂なるものがあるらしい。
ちょっと立ち寄ってみましょう。





12:40
小串お地蔵堂に到着。
ここは過去の土砂崩れで亡くなった方々の慰霊碑もありました。
昭和10年代には200人以上の方が犠牲になったようです。





お地蔵堂にあるお鐘の向こうに、毛無峠にある鉄塔が見えたので撮影。





そして、そのすぐそばにはこんな廃墟がありました。
ちょっと進入することに。





・・・これは。。
よく分かりませんがこれは電気の制御設備でしょうか。
周囲に電線などの残骸は見つかりませんでしたが、恐らく変電所などの施設であったと考えられます。





さて、またこの広場に戻ってきました。
今度はここから更に下に広がる集落跡へ行きましょう。





この下くらいまではバイクで行けそうですね。
ただ、もし下りて登れなくなってしまったら恥ずかしいので、
自分の腕を考えここを下りるのは止めておきました。





歩いて先ほどの斜面を下りてきましたが、まだまだ先が続いていますね。
かなり広大な面積です。





後ろを振り返ってみるとこちらも広大な土地が。
いつの間にかかなり突き進んでいましたね。





これは坑道跡でしょうか。
でもそれにしては少し小さいような気もします。
目の前まで近づいてみたいですが、意外と距離があるのでここで撮影。





さっき私が下りるのをやめた斜面の先に、足立ナンバーのDR-Zが下りていきました。
他人ではありますがかなりカッコイイ写真です。





さて、更に先の住宅地跡に向けて次の斜面を下りましょう。
まだまだ突き進みます。





・・・・こんな路面にもバイクの轍が。
ここを上り下りできる車両とライダーは限られていることでしょう。
トライアルバイクで遊びに来る人でもいるのでしょうか。





嫁さんが下りてくるところを撮影。
ここはかなりの傾斜があるので下りてくるのも大変です。
そしてこの柔らかい斜面は足がズボズボとはまりやすいので更に大変。





荒涼とした雰囲気の場所に下りてきました。
こちらにも廃墟が広がっています。





すごい・・・
コンクリートがパックリ割れて倒壊しています。
写真中央のコンクリートもいつ倒壊するか分からないような角度ですね。





また後ろを振り返ります。
あの山を下りてこんなところまで来てしまいました。


放置されてから何十年も経過しています。
当時の人たちの生活はどんなものだったのでしょうか。
ここには学校や診療所もあり、最盛期は2,000人以上の方が住んでいたそうです。





これは何ですか??
表面には硫黄の固まりもくっついています。
所々にこの綿のような繊維が転がっています・・・





取水施設でしょうか。
私の知識では判断することが出来ませんがこの付近はしっかりした作りがそのまま残されています。





なんとトラックの残骸も残されています。
手前が荷台の部分、奥にあるのが車両本体です。





そして、この階層よりも更に下の階層があることに気づきました。
崖のほうに近づいてみることにします。





これはすごい・・・今まで以上の急斜面が広がっています。
ここから下に落ちたら登ってくることは出来ないかも・・・・
まあ、きっと斜面が緩やかな場所はあると思いますが。





崖のそばにて。
年季を感じさせる瓶を発見しました。
これを飲んでいた方達は今どこで生活しているのでしょうか。





さっきの崖下には川が流れているようです。
それにしてもすごい地形ですね・・・・
どうにか下りることができそうですが、これ以上深く探索するのはやめることにしました。
ちなみにこの先は細い登山道のような獣道のような道が続いており、嬬恋に抜けるそうです。





下には川が流れているのが見えます。
硫黄が混ざっていることは間違いないでしょうね。





さて、最初は鉱山跡の東側を見ながら南に進みましたが、
今度は西側を見ながら北上することにしましょう。





相も変わらず二輪の轍が目立ちますね。
私の技術では確実に登ることが出来ない角度なので驚きです。
一度ここを上り下りする猛者を見てみたいものですね。





こんなに荒涼とした土地にも植物が育つのが驚きですね。



毛無峠はまだまだ遠いですが、頑張って歩きます。
そうそう、この季節で標高1,600mはかなりの寒さだと思って来ましたが、
こうかんかん照りの中を歩いていると結構暑くなってきます。
私はジャケットを脱いで長袖Tシャツ+1枚という格好。





ふいに崖下に潰れた民家を発見。
もうこの付近には何も残っていないと思ってたのでちょっとビックリ。





しっかりと石垣が作られています。
人の生活が残っていた場所を見るたびに、少しだけもの悲しい気分になります。





あれは!?

行きには気づきませんでしたが、白いセダンが1台取り残されています。





これはトヨタのクレスタでしょうか。
もしそうだとしたら、小串鉱山が閉山した後に乗り捨てられたものだと思います。





走行距離はもうすぐ10万キロ。
もう少しで記念すべき距離なのに残念でならないです。





さて、探索もそろそろ終わりにして帰ることにしましょう。
振り返ると本当にものすごいところに来たものだと感じます。

群馬県ではあるが長野側からしか車で来ることができない小串鉱山跡。
人々の過去の歴史をもう少し勉強してから来れば、より一層楽しめるかもしれませんね。
今はとても寂しい場所です。





植樹をしているエリアを発見。
この荒涼とした大地が森林になる日がいつか来るといいですね。
またここを訪れて木々の成長を見たいものです。





14:30
斜面をよじのぼり、やっとこバイクを置いた場所まで帰ってきました。
途中に昼食を挟みましたが、トータルで1時間半ほどここを探索したことになります。
今日はここから家に帰らねばならないので気合を入れて行きましょう。





17:50
ひたすら移動して渋川伊香保IC付近に到着。
草津で観光客の渋滞に巻き込まれて峠越えの国道やら県道やらいろいろ迂回して疲れました。
寒さもなかなかのもので、このガソリンスタンドで給油しつつ温かい飲み物を飲んで寒さをしのぎます。



さあ、もうしっかり暗くなってしまいましたがここから高速道の旅です。





19:45
高坂SAにて高速最初で最後の休憩です。
寒さをちょっとなめていたせいで予想以上に体力を消耗します。
豚バラの串を食べて腹を落ち着かせてから一気に帰りましょう。



22:00
どうにかこうにか無事帰宅。
練馬ICからの渋滞はいつもながら厳しかったですね。



家に帰ってほっと一息。
今日はとてもお酒がおいしいです。
天気などの関係で、栃木-福島間の田代山林道ではなく長野に行きましたが、
こちらのツーリングにして本当に良かったです。
群馬の林道や長野の湯沢林道、そして毛無峠や小串鉱山跡の景色は忘れられません。
また、是非来年も訪れたい場所です。





その後、湯沢林道で出会ったセローのFさんにもらった写真。
自分達が走っている所が林道の風景に溶け込んでいてとても気に入っています。
どうもありがとうございました。



走行距離:285.1km



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