■御荷鉾林道



◆2014/07/20(日)


都合により、走行時デジカメを持ち合わせておりません。
携帯電話のカメラでがんばります。




今年は4月に秩父芝桜の下見でプチツーリングしましたが、
今日は林道が目的地のツーリング。
まともにダートを走るのは実に約1年ぶりです。

天気は曇り後雨というデンジャラスな天気ですが行くことにしました。

目的地は群馬の御荷鉾林道。
昔から、いつか行こう行こうと思っていたのですが、
あっという間に時は過ぎ去り8年ほど経ってしまいました。
5月に「ナノレカワさん」が行かれたようなので、
私もこれを機に行ってみようと思った次第です。





群馬の国道462号、神流湖のそばにて。
ここ林道栢ヶ舞線より国道を外れ、御荷鉾林道へ向かいます。
空はどんより・・・天気レーダーでは大丈夫そうですが、
いつ降ってきてもおかしくないような天気です。





しばらくは舗装路が続きます。
途中にこんな採石場がありました。なかなかの規模です。





更に進むとこんなT字路に突き当たります。
真ん中にある看板に注目すると・・・





ミカボスーパー・・・・ですよね。
御荷鉾スーパー林道はそっちすか。
「ボ」が「木゛」になっている気がしますが、
気にしてはいけないということでしょう。





この看板の怪しげなキャラクターは・・・・
やっちまったなって感じのキャラクターです。
後から調べたら、「国土交通省利根川砂防水系砂防事務所」(長い!)のイメージキャラクターだそうです。

工事車両が通っているせいか、途中から始まったダートは踏みしめられています。





この分岐・・・・林道は右の道を直進との看板があって助かりました。
普通に走ってたら左に行ってしまいますよね。
右は支線の林道にしか見えません。。





いきなりこんな建物の残骸が・・・





天気のせいもあるけど、とにかく薄暗い印象のダートです。





薄暗いダートエリアを抜けてきました。
しかし行く先の天気が微妙です。





お・・・霧の中に突っ込んできました。
国道を走ってるとき、山の上の方は霧が深そうだなぁと思って見ていましたが、
ついに突っ込んでしまいましたね。





途中の支線林道との分岐にて。
どうでもいい写真ですが、「かんぽ」のお金はこんなところで使われてるのねと思ったので。





うお・・・更に霧が深くなってきた。





霧の中をずっと走ってきたのがこの分岐
先日走ったナノさんのサイトによると、
右は「林道東御荷鉾線」と思われます。



霧も深いし、左の本線へ行きましょう。
ここから先は群馬県道71号線となります。





ここまでが県道71号線。
左に曲がると71号線がそのまま続き、国道462号へ繋がります。
私は当然まっすぐ御荷鉾林道へ進みます。





霧が深くて深くてちょっと危険を感じます。
走ってたら全身水滴がついて浸水してきそうな雰囲気になってきました。
レインウェアを着るか着ないか一瞬迷いましたが、
晴れる事を信じてそのまま進みます。





道なりに進むと、途中県道46号を走ることになりますが、
ここで46号とはお別れ。

さあ、左の御荷鉾林道へ行きましょう!





いきなりダート!路面はフラット!
そして霧のおかげで全身マイナスイオン浴びまくり!!





お・・・展望台ですか。
おおかた予想はつきますが、せっかくなので行ってみましょう。





・・・ですよね。



今日はもう眺望は諦めました。
晴れた日に出直しますよ。





木々に囲まれた鬱蒼とした雰囲気から解放され、周囲も開けてきました
そして、ここに来て徐々に明るくなってきました!
まさか・・・この展開は!?





青空だ・・・青空が見えるぞ!
更に建物もあるぞ!



少しでも青空が見えると嬉しいですね。
ちなみに建物はみかぼ森林公園の管理事務所のようで、
車が1台停まってました。





いやぁついつい嬉しくなって無駄に写真を撮ってしまいます。
今日はスマホのカメラなので、いちいちグローブ脱ぐのが大変だけど。。





しかし、しばらくするとまたあいつがやってきた・・・
霧から逃れるように先へと進みます。





やっぱり明るいとこのストレートの気持ちよさも倍増します。
雨を覚悟していましたが、今のところ霧はあるものの一滴も雨には降られていません。





林道の途中に鉄塔のそばを通る場所があったので、
ちょっと立ち止まってみました。





こんな山の中にずいぶん立派なものがありますね。





この林道、多くの登山道に連結しているので、
こんな天気じゃなければ登山客も多いんじゃないかと予想されます。
四輪でもここまで問題なく走ってこられそうですしね。





また、東屋が多いのもこの林道の特徴かもしれません。
結構頻繁に見つける事が出来るし、「休憩所」と看板がついてるところもありました。





また霧が・・・
途中、遠くまで見渡せそうな場所が何か所かあったけど、
どの場所も完全にホワイトアウトだったんですよね。

高度を少しでも下げると霧につかまる感じです。





さて、この分岐を右に行くと下仁田へ。
左に行くとまだ林道が続きます。
当然左へ行きますよ!





ここは舗装路ですが、最近の雨の影響か砂利が流出してますね。





全面通行止のバリケードがありますが、
どかされているので問題なく抜ける事が出来ます。



ちょっと進むとすぐこの分岐があります。
右のちょっと廃な感じの道が元々の本線、左が災害復旧用に作られた新しい迂回路だそうです。
過去に「御荷鉾はいつまでたっても開通できない」とうたわれてた頃がありましたが、
2007年に路盤が崩落したんですよね。



まずは右の旧本線に行ってみましょう。





道が緑に還りそうな雰囲気ですね。
前にちょっとした盛り土がありますが、そこを越えるとすぐに・・・





こんな場所になってしまいます。
過去の崩落現場であり、崖の部分がコンクリートで固められています。
すぐ向こうに見える路面との間で大崩落が起こったんですね。

距離としてはそれほどではないんですけどね・・・





さっきの分岐を左に曲がり、
迂回路を抜けてきたのがここ。



この左の舗装路面・・・・やばいっす。





急にアスファルト路面が消失しています。
非常に危険な状態です。
正直、あんなしょぼいバリケードだけじゃ危なすぎます。





うーん・・・この急斜面じゃ、確かに復旧させることは難しいかもしれません。





この断崖絶壁じゃね・・・。
仮にこちら側の路面を復旧できたとしても、
同じことが何回も起こりそうです。





そのまま本線を走ってくると、ようやくこんな景色に巡り合えました。
青空は見えなくても爽快です。天気が不安定な中ここに来てよかった。





さて、林道はもう少し続きます。





あの分岐を右に曲がり、ダート最終区間を走ることにしましょう。





分岐を過ぎたらすぐにダートがスタート!
天気も良くなってきたので行くしかないでしょう。





スマホのカメラをうまく使いこなせずかなりミスってますが、
林道内にトンネルがあったので撮影。





「屋敷山隧道」でしょうかね。

実はこのすぐ下のほうにながーいトンネル(県道45号の湯の沢トンネル)があります。
他にも、湯ノ沢トンネルが出来る前の旧道にもトンネルがあるみたいなので、
この林道のトンネルも含めれば3つのトンネルが重なってるのか!?

まだ3つのトンネルの位置関係を確認していないので、
後で見てみましょうか。





トンネルを抜けて走ります。
路面はちょい荒れって感じで、走行には問題ないけど久々の林道なので慎重に走ります。





ちょっとした崩落個所もありますが、
特に問題ないレベルなので助かります。





ひたすら下り続けましたが、
たまに高低差がフラットなエリアもあり気持ちいいです。
このダート区間に入ってからは晴れ間が出続けてるので素敵です。





何やら伐採した木々が組まれている場所を発見。





目的は何なんでしょうね?
ワイヤーが張られているけど、トロッコなどがつけられている様子はありません。





良い・・・非常に良いです。
怪しげな雲が見えつつも、山々の稜線が美しい。
この時期ならではの景色って感じで、とても趣があります。





そしてついにダート終了。
気が抜けたのか左指がフレームに入ってしまった。。
スマホのカメラのレンズ、ちょうど左指のそばなので気を付けてたのですが・・・。





今日最後の写真は大仁田ダム。
中央だけ一筋放水されてますね。
場合によっては上部から大量に放水されることもあるのかな?
一気に流れてきたら大変なことになりそうな気がしますが、どうなんでしょうね。



この後、天気が怪しくなってきたので一気に帰宅しました。



林道ツーリングは本当に久しぶり。
BAJAの外装を赤くしてからは初めてのダートでした。
黒も良かったけど、私はやっぱりこっちの赤の方が好きですね。
天気もどうにか持ってくれたし、雨に降られることも無く帰れたのはラッキーだったかも。

ただ、次ここを訪れるときは晴れた日にします。
遠くまで見渡せるいい林道のようですしね。
あと、終盤の塩ノ沢峠付近ではトンネルが3連で並んでるだろうと予想してましたが、
結局あと2つのトンネルを見てくるのをすっかり忘れてたので、やっぱり再訪必至です。



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