■2006/08/06 シガーソケット




8月下旬には北海道へ一人旅に出る予定です。
キャンプ道具を積んでキャンプ場を転々と移動する予定なのですが、
私のようなモバイルライダーにとって問題なのが電源の確保。
携帯電話だけでなくデジカメのバッテリーやGPS、そしてノートPC。
全てのキャンプ場に電源があるわけではなく、充電箇所に困るのは必至。
なので今回は、バイクのバッテリーから電源を生み出すことにしました。

そこで必要なのはシガーソケット。車についてるアレです。
決してバイクに乗りながらタバコを吸おうとは思ってません。
あのシガーソケットを経由して電源を得ようという考えなのです。

というわけで、早速シガーソケットをバイクに装着してみました。





仮設置してみました。
とりあえずスピードメーターの横が一番いいでしょうか。
前からの風圧で吹っ飛ぶことも無く、雨も多少は防げるでしょう。
ただ、この程度では防水対策をしないと確実に壊れます。





そこで用意したのがこれ。
ホームセンターで購入した、机の足につけるキャップです。
学校の教室とかにある机にぴったりなタイプ。
これを、雨が入らないようシガーソケットの蓋とすることにしました。
指先が多少汚れて見苦しいですが、作業中なのでご勘弁ください。





・・・・素晴らしいです。
見事にシガーソケットにはまります。
ただこれだけだとまだ防水面では危険を感じるので、一応雨天時はビニールをかぶせようかと思います。





決して自己主張しない、さりげなくいい位置づけだと思います。
さて、それでは配線のほうに移りましょう。





タンクの下にある赤と黒のラインがシガーソケットからのケーブルです。
この先をバッテリーに直結するのです。





バッテリーと接続してみた図がこちら。
この後、シート下に余ったケーブルをビニールの袋で覆ったのですがこれが失敗。
とぐろになったケーブルの左にある、エアクリーナーの空気吸入口にビニールが詰まりエンスト。
結局短くケーブルを切って結線しなおしました。
また、作業中フロントフォークにケーブルが触れてしまい、バチバチっとショートしてしまいました。
見事にヒューズが飛んだので予備と交換。感電の恐れもあるので接続時には作業してはいけません。





ちなみに、右側は過電流でぶっ壊れたヒューズ。
左が交換前の新しいヒューズです。
壊れたほうは中でちぎれているのが分かります。
もし電化製品をつないだままの状態でショートすると、ヒューズを間にかませていない場合は過電流(?)で製品が壊れます。
ヒューズが身代わりになって壊れてくれるおかげで、電流がそこで切断されるのです。





通電テストも無事終了し、作業終了。
これで長旅での電源の心配もありません。
バッテリー上がりがちょっと心配ですが、キックスターターをつけてるのでいざとなったら蹴りまくるのみです。



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