■国道418号線 通行不能区間②



R418①の続き



徐々に藪が深くなり、体中に枝がバシバシ当たる中・・・
ただひたすら突入する国道418号線通行不能区間。



足元の路肩崩壊箇所にも注意しつつ進んで行くと、
なんとかちょっとだけ開けたところにやってきました。
ほっと一安心して足元を見ると・・・・





何だ?あの丸っこいのは・・・
落石とは違う感じですね。





正体はスズメバチの巣でした。



幸いな事に、近くにスズメバチはいません。
この巣はもう放棄されたようですね。
それとも誰かが駆除したのでしょうか?

・・・・ここに来て駆除する人間など、誰もいないと思いますが。





瓦礫が積み重なって出来たようなダート路面ですが、
さっきの鬼藪区間を抜けた後なので安心して走れます。
走り抜ける事に夢中で写真を撮ってませんでしたが、激藪区間は路肩がかなり狭い場所もあるので足元は要注意でしたね。





ここは橋の上です。
ちなみに写真中心部より右側。
うっすらと背景が黒くなってるのがお分かりになるでしょうか?



右側は崖なんです。
下草が枯れてきたこの季節だからこそ分かりますが、
真夏の激藪状態で乗り込んでいたら、もしかしたらこの崖下に吸い込まれていたかもしれません。

廃道巡りは命を賭ける覚悟が必要です。
しかしそれは命を捨てる覚悟とは違うので、混同してはいけません。





しっかりと足元を確認して走破。
こちら側からだと、ガードレールもしっかり見えて分かりやすいんですけどね。





また徐々に木々に囲まれた区間に入ります。
こういう場所が、一番足場に気を使わねばいけない箇所。
路面も緩かったりするので、バイクのスタンドをかける時はとにかく慎重に。





少しマシになって余裕が出来たところで、
後ろを走るXR100のMさんを撮影。

なかなかカッコイイ画が撮れました。
ちなみに、ぱっと見じゃ分かり難いですが写真手前側には大きめの石がゴロゴロしてます。





2つ前の写真と同じようなものに見えますが、これはさっきと違う場所。
進むべき道がかなり狭くなってきました。





突入前にMさんに撮ってもらいました。
写真ではどこに進めばいいのかよく分からない状態ですが、
肉眼ではなんとか進むべきラインが見えるので、意を決して突入。





今度は、逆にこちらからMさんを撮影してみました。
ちなみにこの写真。右側1/3までは崖です。

あと、手前側は写真では伝わりづらいですが崖側の侵食が激しいです。
地味に要注意箇所だったりします。





過去はそうだったかもしれません。

しかし今はもちろん2.0m以下の車両でも走破は無理。
今までの場所、なんとか軽自動車なら斜面側に乗り上げつつ走ればここまで来れるかもしれませんけどね。
ただ、ここはちょっと広いので落ち着いて停める事ができます。





徐々に幅員も広がってきて、
周囲の景色をのんびり眺めながら走れる場所も出てきました。

でかい岩が転がってたりしますけどね。





安全地帯を発見したのでちょっと休憩。
人間の構造物を発見するとほっとしますね。

さて、更に先へ進みましょう。





これは・・・・。



ちなみに、これは通過後に振り返って撮影した写真。 なんとか四輪でここまでたどりついたとしても、
こればかりはもうどうしようもありません。

このレベルの落石になると、個人の力でどうにかすることは不可能。





そのすぐ先にはこちら。
幾分幅員は広く、四輪ならば車種限定で通過できる可能性もありますが、
落石のインパクトはこちらのほうが数段上です。
走行中に落ちてきたら困ってしまう岩です。





Mさんに撮影してもらいました。
この障害物の竹、どかそうと思ったら根元がまだつながってたのでこの後体とバイクで持ちあげつつ通過。
たまにこんな障害物があるので、油断してそのまま突っ込まないようにしましょう。





MさんのXR100は小柄なので、
軽くくぐれば通過できます。
こんな場所では小型のバイクのほうが扱いやすくていいですね。





こんなところに廃車群が。
四輪が2台と、原付が1台・・・YAMAHAのMateだそうです。





おっと、スーパーカブも見逃すところでした。
これらはずっとこの道路の行く末を見守っていくのでしょう。

ちなみにこの国道418号線の通行不能区間。
西側の丸山ダムが「新丸山ダム」になった暁には水没するとの噂。





ちなみにこれはSUBARUのJUSTYという車両。
昔のSUBARUマークが素敵な80年代の車種です。





さあ、過去への想いを馳せるのはこれくらいにして先へ進みましょう。





ちょっと不気味な雰囲気を醸し出していますが、
落ちる心配がないのでこの付近は安心して走る事ができます。
一番危険な区間はもう通過したと考えて良さそうですね。





とある橋に踏みかかったところで、後ろにあった道路標識を振り返るとこんなものが。
落書きでちょっと見にくいですが、この先が通行不能区間と書いてます。



・・・・もう抜けたのか??





ちなみに前方にはバリケード。
見た目既に何者かによって壊されているような雰囲気です。





こちら側はガードレールが完全に倒されています。
四駆等がワイヤー等を引っ掛けて倒したのでしょうか??

このガードレールは橋の幅員ギリギリまでの幅があるので、
もし起き上がっていたらまた東の笠置ダムまで戻らなければならないところでした。
自転車ならまだしもこちらはバイク。
さすがに2人がかりでもXR250をガードレールの上まで持ち上げるのは不可能。

今回は結果オーライでしたが。
これが起き上がっていた時の事を考えるとぞっとしますね。





通行不能区間・・・
運にも助けられましたがどうにか突破する事ができました。

一安心しつつ、木曽川を背景に1枚。





しかしまだ路面はダート。
しばらく進むとこんな場所が。



これ・・・これがマニアにはたまらない噂の交差点ですか。

ちなみに、右がこれから抜ける国道418号線。
左の下りていく道は岐阜県道352号「大西瑞浪線」です。
日本最凶の国道県道分岐の交差点です。

この県道は国道418号線を軽く凌駕する”究極の県道”
今の私の実力では恐らく走破は不可能。
いつか突入する日が来るかもしれませんが、
それは今日という日ではありません。





注意して足元を見ると、しっかりと起点キロポストが埋め込まれています。





そう・・・間違いなくここが県道352号の起点なのです。





更に進むとまた分岐が。
私たちは右側の国道418号からやってきましたが、左側の道は八百津町道。
辛うじてされてる程度とはいえ、町道のほうが舗装されていて国道がダートなのはいかがなものか。





町道を無視して国道418号を進もうとするとこんな看板が。

通行不能区間を越えても、まだ通行困難な区間は続きます。





・・・・今度はこんな場所を越えました。
八百津側の2つ目のバリケードも、何者かによって破壊されています。
私たちは相も変わらず、壊れているおかげで通り抜ける事ができるんですけどね。





やがて道は舗装路に。
国道418号のキロポスト横で、木曽川を背景に写真撮影。

川沿いにある砂浜、綺麗な模様になってて美しいですね。
危険な酷道の横には、ずっと美しい木曽川が流れている・・・
このギャップが素敵ですらあります。

不気味に見えた場所もありましたけどね





また素敵な廃車を発見。
そして横にはトンネルの入り口が。





二股隧道。

これは一部のマニアの中では有名な心霊スポットだそうです。
確かに、反対側の出口が見えず真っ暗なのが不気味ですね。





二股隧道内部にて。
なるほど・・・・出口は見えないカラクリはこの写真の通りです。

トンネル自体がカーブしてるから出口が見えないんですね。
納得。





当然カーブを曲がり始めると、今度は入り口が見えなくなります。



XRのヘッドランプだけが唯一の希望。





カーブを曲がり終えた後にXRのエンジンを停止してみました。



こうなると、出口の光だけが唯一の希望。





二股隧道突破。
先に突破したMさんが、出口でカメラを構えて待っててくれたようです。

そんな中、自分は随道内で写真を撮りまくったり無意味にエンジン切ったりしてました。
心霊スポットの前で待たせてしまってちょっと申し訳ない気持ちに。。





・・・やはり電灯の全くないトンネルで出口が見えないのは不気味ですね。





ちなみにこれが八百津側出口にあった青看板。
国道418号線は完全に県から否定された国道となってます。





県道353号線に引いてから撮影すると、状況がよく分かりますね。



よくもまあ無事に突破したものです。
今考えると、危険な箇所は数多くありましたが運良く通過する事ができたというのが感想です。

一応ネットで下調べはしたものの、
状況は刻一刻と変わっていくものです。
どれか1箇所でも致命的な箇所があれば、足止め→撤退という流れだったでしょう。

また、単独ではなくXR100のMさんと同行出来たのも良かったです。
単独でアタックした場合、もし何か不測の事態があったときには非常に困りますからね。



さて、今度は中腹林道にアタックです。
その前に車で林道に参戦するTさんと合流しなければ。

実はかなり時間が押してて、下方修正した合流時間にも到着不可能な感じです。
山奥すぎて電波が入らないので、とりあえず合流地点に向かって走り出しましょう。



中腹林道へ続く



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