■2006九州一人旅(1日目)



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◆4/29(土) 天気:曇り時々雨


今年もGWの連休をなんとか取る事が出来ました。
1年前から企んでいた九州への旅を敢行する時です。
事前計画はあまりしていませんが、林道だけはチェック済み。
あとは完全ノープランで行きます。





3:30
全ての荷物を積み込んで出発です。
ちなみに今回はプラケース一段で済ませました。余計な荷物はなるべく排除したつもりです。



出発はしたものの、なかなか風が冷たいです。
九州に行くということでそれほどインナーを着込んではいないのですが、よく考えたら今日の目的地は大阪まででした。家に帰って1枚持ってこようかと思いましたが面倒なのでそのまま出発。
一応パッキングした中に1枚インナーがあるので、最悪それを出せばいいでしょう。





4:00
東名高速横浜町田ICにて。
このまま高速で一気に三重県まで行くつもりです。
この時間帯の交通量は思ったよりも多くてビックリ。さすがGWです。





寒さに震えながら足柄峠を越えました。
すると微かに明るくなった空に富士山が。
走行しながらの撮影なのでかなり手ブレしてるかと思いきや、なんとか撮れた1枚がこれです。





5:30
富士川SAでひとまず休憩&給油をしましょう。
こっちから見た富士山は残念ながら雲に隠れてしまいそうな感じです。
今日の天気はかなり危ないんですよね・・・どうにか降らないで欲しいです。





まだ明け方だというのに既にかなりのライダーが。
みんな真っ暗なうちから走ってきたようでお疲れ様です。





さすがに全体的に人の数は少ないですね。
ここまでライダー率が高いSAはこの時間帯だけかも。



SAでは温かいコーヒーを飲みました。
一年中温かいコーヒーが自動販売機に入ってるのは本当に助かります。
バイクに乗ってると思った以上に寒いんですよね。





出発しようとしたら、隣にXR-BAJAが停まってました。
ツーリング向きなのは、やはりライトと燃料タンクがでかいBAJAなんですよね。
荷物の積み方とかちょっと親近感湧きますね。



この後GPSに電源を入れて出発しようと思ってたら、XRの荷物をまじまじと眺める青年が1人。
どうやらリアのプラケースのマウント方法が知りたかったようです。
作成法を教えてあげると「写真も撮らせてください!」と言われXRのプラケース撮影会に。
・・・実はもっと効率的なマウント方法が頭の中にはあるんですけどね。うまくいくか分からないのでまだ誰にも言えません。





ずーっとアクセル開けてると、実は手首が結構痛くなったりします。
自分の腕が貧弱なのがいけないんですが、そんなときは気分転換にアクセルを逆手に握ってみたり。
こうすると結構楽になれますが、とっさの動きに弱いので前後の車両には注意しましょう。





7:15
浜名湖SAでまたまた休憩です。
高速道路の走行はとにかく退屈で、いろんなことを考えながら走ってたのですが限界です。
気分転換しないと眠気に負けてしまいそうです。

ここは富士川SAと100kmちょいしか離れてなかったんですけどね。
バイクだとどうもお尻が痛くなって困ります。
あとオフロードバイクは他のバイクと比べて風の抵抗モロに食らうんですよね。高速道路走ることなんか考えて作られてないですからね。スピードもあまり出ないし。



このまま長い静岡を越えてやっとこ愛知県へ
東名高速から外れて愛知県の海沿いをショートカットする伊勢湾岸道へ。





もう休憩かよ!ってくらいあっという間に、伊勢湾岸道の刈谷ハイウェイオアシスで休憩です。
伊勢湾岸道はひたすら海沿いの埋立地の上を走るので、横風とかが強烈で乗ってるとかなり疲れるんですよね。





なんとこのSA観覧車つきです。
何が楽しくてSAで観覧車に乗るのか分かりませんが、最近こういう「どこでも観覧車」多いですよね。





トイレの通路にはこんな画が。
見てると無駄に尿意を感じてしまいそうです。
ちなみにこの先のトイレは案内に「デラックストイレ」と書かれてました。
入ってはみたもののどの辺りがデラックスなのか全く分かりませんでした。



そういえば、まだ起きてから何も食べていないことに気付きました。
とりあえずラーメン専門店があったので食べようと思ったのですが、朝9時の段階ではまだ仕込が終わっていないようです。





仕方ないので豚まん食べました。
ところで肉まんと豚まんってどう違うんですかね?関東は肉まんで関西は豚まんってイメージがあるのですが、実際はどうなんでしょうね。





みえ川越ICで高速を下り、久しぶりの一般道へ入ります。
どうせ今日は大阪に行くだけなので、酷道に寄り道してくことにしたのです。
まずはR421石榑峠へ向かいます。





情報BOXにはなかなか素敵な表示が。
実は仕事で半年前に数回に分けて訪れているんですけど、何度見てもいい感じです。





やってきました石榑峠。
いつ見てもこのブロック塀は素敵です。





今回はバイクなので余裕ですが、車で来たときは結構ビックリしましたよ。
車ががんばってる写真も撮りたかったのですが、なかなか誰も来ないのでバイクで我慢。





国道標識つきで1枚。
ここから先は幅員が狭い区間が1kmほどあるので、このブロック塀を越えられる車両のみが進入を許されるのです。





先に進むとかなりの急勾配なんですけど、思ったよりも広く自分のバイクだと何の問題もありません。
本当にやばいときは途中で降りるのが危ないですからね。





写真右奥にあるのが2つ目のブロック塀。
あれを越えて滋賀県に入り、滋賀県側から撮影したのがこの写真です。
ここはちょうど登山道の入り口になっていて、GWということで結構多くの車両が停めてあります。



そうこうしていたらやっと車が来ました。
がんばってる姿を収めたくなり早速カメラを構えます。





ナビに誘われて来てしまった観光客でしょうか?
恐る恐る間を通り抜けて来る姿が笑えます。
車だとほんと大変ですね・・・この峠、厳しいのはこの2つのブロック塀の区間だけなんですけどね。





三重県側ではこんなものも見ました。
なんと、石榑峠をショートカットするトンネルの建設が始まったとのことです。
平成21年には石榑峠が旧道扱いになるのか、はたまた完全に閉鎖されてしまうのか気になります。





ちなみに現場はこんな感じ。まだまだ完成までの道のりは遠そうですね。
NTTの中継所も峠にはあるので、閉鎖ってことはないと思うんですけどね。



この後石榑峠を後にして、R25を使って奈良まで行くことにします。
でも地図をチェックしていると、途中に林道があることが発覚。とりあえず寄ってみます。





11:30
林道入り口に到着です。
ここまで来るのに、GPSのナビゲーション機能を使ってみましたがなかなかいい感じです。
次の分岐までの距離も出るし、右左折の200mくらい手前になるとしっかり音つきで表示されます。
方向音痴の自分にはとても効果的のようです。





これから行く道は右側なんですけどね・・・
明らかに左に行くように誘導されている感じです。
普通に考えたら、未舗装路に好んで行く人などいないので当然と言えば当然ですけど。





ちょっと進むと舗装が途切れダートに。
木々に囲まれて展望はよくないですが走りやすそうです。





所々に水溜りが。
最近あまり天気がよくなかったので、何も知らずに突っ込まないよう注意が必要です。
荷物積んでるし・・・





なんだこれは!
異様な光景にびっくりしました。
でもよく見てみると、木々を切り出したところに新たに植林しているようです。
まだ植えたばかりで弱いからカバーしてるんでしょうか。





途中から路面は大きめな石を敷き詰めたものに。
ごつごつしていてあまり走ってて楽しいものではないです。





軽く数キロのダート区間を越え、再びR25へ向けて進みます。
これは途中走った見栄の県道(主要地方道)11号です。
県道レベルとは思えない狭さがなかなか素敵です。





途中には茶畑が。
静岡には敵いませんが、三重県も伊勢茶が結構有名だったりするのです。





狭い道を何とかしようと思っているのか、この路線にも新道の計画があるようですね。
この写真の場所、やる気があるのか無いのか分かりませんが一応少しだけ道が作られている感じ。
通り抜けは出来ないにしろ、とりあえず行けるとこまで行ってみます。
この時点でももう先は見えてるんですけどね・・・





数百m進んだところでこんな感じ。
土の壁がそびえたちオフロードバイクでも越える事はできそうにないです。
越えたところでただ山が広がっているだけだとは思いますけどね。。。





そんなこんなで寄り道した挙句、やっと国道1号線沿いにやってきました。
鈴鹿の関からR25に分岐しているので、そこまではこの道路沿いに走ります。
自分はこのそこそこ渋滞している1号を眼下に眺めながら側道を走ります。





途中国道1号に合流し、名阪国道の起点付近で撮影。
付近に住んでいる方なら分かると思いますが、この名阪国道は無料で走れるバイパスなんです。
三重県の亀山ICから奈良の天理ICまで、高速道路と同じような規格で作られた快適路線。
この付近で一般的に国道25号と言うと、人はこの国土交通省が管理する名阪国道を指すのです。



しかし・・・
私が行くのはこの快適なバイパスではなく、もう1つの国道25号・・・
三重県と奈良県がそれぞれ管理する通称「名阪酷道」をあえて走ります。





12:30
ここがR25名阪酷道の起点付近。
今のところ普通の道路って感じですけど、あまり国道っぽさは無いですね。





なかなかいい感じの情報が表示されています。
少しわくわくしながら先に進みます。





ここら辺から幅員がかなり狭くなります。
既に前方のトンネルは自動車が行き違うことができないレベルですね。





そしてダート区間・・・
これは工事区間でアスファルトがはがされたという訳ではありません。
徐々に路面が悪くなりついにダートへ・・・・って雰囲気でした。
もしかしたらこの下にはアスファルト舗装があるのかもしれませんが、走っている限り普通のフラットダート区間です。

2kmくらいはこのダート区間があったかもしれません。
その後はまたアスファルト舗装に戻り、路面状況はよくないものの狭くなったり一瞬広くなったりを繰り返します。





三重と奈良の県境、五月橋で撮影。
これはなかなか年季の入った橋ですね・・・一体いつ作られた橋なのか見てみました。





なんとあの横河ブリッジの前身、横河橋梁製作所のものらしいです。
そして昭和2年ですか・・・もう塗装も剥がれっ放しで完全放置です。
まあこんな旧道を通らずに普通の人たちはみんなバイパスの名阪国道走りますからね。





橋を渡ると奈良県なのですが、この道路標識もかなりやられた感じです。
元は青かったはずのおむすびが赤銅色になりかけています。





奈良県に入るとこんな郵便局が。
ずいぶん激しい色で、こののんびりした村の道にはかなり不釣合いな印象です。





右が名阪国道、左が名阪酷道・・・
道路的にはどちらも「国道25号線」っていう扱いなんですけどね。圧倒的なしょぼさです。





この青看板を見ていただきたい。
明らかに一般県道186号のほうが格が上です。
酷道を走らせたくない奈良県の意思を感じたような気がしました。



この後無事天理市内に入り、今度は奈良~大阪へのルートに思いを巡らせます。
そしてターゲットは国道最高級の急勾配を誇る国道308号「暗峠」
どうせだからこの暗峠を越えて大阪へ下りることにします。





15:00
名阪酷道をとろとろ写真を撮っていたせいで、かなり時間が押してきました。
17時20分には出港なので、出来るものなら16時には大阪南港に着いていたいものです。
若干ピンボケしてしまいましたが、これよりR308に突入します。





いきなりいい感じの酷道レベルを見せ付けてくれますね。
車に脱輪しろと言わんばかりの両端の側溝が素敵です。
自分はバイクだからまだいいですが、車同士の対向はまず不可能です。





フェンスに囲まれちゃってます。
ここまで圧迫された国道というのを自分は初めて走ります・・・。
ここは暗峠ではなく、まだ1つ東にある峠なんですけどね。
この後の展開がますます気になりますね。ちなみに一番狭い部分はバイクと車の対向すら出来そうにありません。





・・・ここはかなりいいほうですが、やばい場所は年中通行困難な感じがしますね。





遠くに見えるのが第二阪奈の料金所でしょうか。
奈良と大阪を隔てる生駒山越えには、阪奈道路と第二阪奈が有名です。
阪奈道路は元有料道路で現在は無料となっている峠越えの快走路、第二阪奈は一気にトンネルで生駒をショートカットする有料道路なのです。



でも、自分がこれから向かうのは更に最短で峠を越えるR308暗峠。
道路状況の過酷さ故に通行する車両はあまり無いはずですけどね。





・・・・阪奈道路の1ショットです。
実は途中で雨が降ってきたせいでGPSをカバンにしまって走り出したのですが、
気付いたらラインをかなり外していました。。一度R168に入ってから再びR308に戻る予定だったのに、気付いたらR168を北上しすぎていたようです。
時間的にも写真を撮りながら暗峠越えをするのは不可能だったので、遺憾ながら諦めて阪奈道路で大阪へ行くことにしたのです。
このルートで大阪に入るのは何度目でしょう。もう仕事を含めると20回くらいは使ってるかもしれません。





さらに遺憾ながら阪神高速に乗ってます。
なるべくなら高速道路を使わないというのがポリシーなんですが、時間がいよいよ危なくなってきました。
大阪市内は非常に渋滞するので、仕方ないので一気に阪神高速で大阪南港へ。





阪神高速はそれなりに入り組んでいますがたいした事はありません。
難なく大阪港が見えてきました。





でも念のためGPSのナビ機能も使ってみたり。
知ってる道なのにちょっと弱気な自分です。



無事フェリー埠頭に到着したのが16時過ぎ。
高速を使ったおかげでなんとか遅れずに到着しました。
するとそこには浜松ナンバーのXR100が。
ちょうど手続きをするようなのでそれとはなしに後をつけます。どこが自分が乗るターミナルかイマイチ分かっていなかったので。





そして手続きを済ませていよいよ搭乗。
所狭しとバイクを詰め込みます。結構隣との間隔が狭くてビックリです。
フェリーも会社によって搭載方法がいろいろ違うんですね。





ちょうど搭乗するときも浜松のXR100の方とお隣同士に。
真っ赤なXRが2台、なかなか素敵な感じです。





さて、フェリーに乗り込んで撮影タイムのスタートです。
これが大阪南港のフェリーターミナル。
ちょっと離れたところから見ると、こんなに大きかったのかって感じです。





近畿圏に入ってからは雨も降ったり止んだりでしたが、まともに濡れることもほとんど無く大阪まで来れました。
これから天気は好転するようなので明日からの九州が楽しみです。





地球に悪そうな感じの煙がモクモクと出ています。





これが北九州から大阪に到着したと思われる同じく名門大洋フェリーの一隻。
しかしなぜか「フェリーきょうと」・・・・京都行かないじゃんって思ったのは私だけではないはず。





去年の新潟や北海道のときとは違い、こちらはカモメの見送りが一切ありません。
いたのはただカラスが一羽のみ・・・・寂しいもんですね。



そして出港。
17:20出港で、翌日の明け方5:20に北九州の新門司港に到着予定です。
時間は12時間あるものの、ほとんどは睡眠時間に当てるのであっという間に到着するでしょう。

今回もまずはフェリーのお風呂でのんびり。
揺れるフェリーの中で入るお風呂はやっぱりいいですね。
たいして混雑もしていなかったので洗い場もしっかり確保できたし、のんびり1日の疲れを癒しました。





ふと船内アナウンスがあり外に出ると、そこには明石海峡大橋が!
これからちょうど真下を通るということで早速カメラを構えます。





徐々に近づいてくる明石海峡大橋。





いよいよ橋の下を通過します。
これは瞬間を上手く写真に収めねば。





おお・・・・これはなかなかの迫力です。
決定的瞬間を撮影できて満足です。
この橋では2年前のツーリング時、台風の影響で1車線分バイクが横に流された恐ろしい記憶が。
トラウマになってるのでできればもう渡りたくはないですね。



船室のベッドで横になっていたらいつの間にか眠っていたらしく、
気付いたらもう21時になってました。
夜風に当たろうとふとデッキに出ると、そこにはライトアップされた瀬戸大橋が!
デジカメを持ってこなかったことを後悔しつつ、携帯のカメラで何枚か写真を撮りましたがアップロードは出来ません。


実は翌日携帯電話を落としてしまう事件があるのですが、それはまた明日の日記で書くことにします。
なので、残念ながら綺麗な瀬戸大橋の夜景は私の記憶の中にだけに。



初日はいきなり深夜出発でがんばりました。
酷道や林道に突っ込みすぎてフェリーに遅れるかと思いましたが、まあなんとかなったのでオッケーです。
ただR308の暗峠・・・ここだけは行けなかったので帰りにリベンジしなければ。

ひとまず明日からは九州です。
まずは北九州に日本三大カルストのひとつ「平尾台」があるのですが、そこに行くことを決めている以外はほぼノープランです。
本当は寝る前にいろいろ考えようと思ったんですけど、妙に眠くなったのでこのまま寝ます。







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