■2006九州一人旅(9日目)



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◆5/07(土) 天気:雨


6:00
フェリーの中で目覚めました。
8時には大阪南港にフェリーが着くので、のんびり顔を洗って上陸用意です。





行きの寝台にはこんなものありませんでしたが、この寝台にはTVが設置されてました。
天気予報がやってたので見てたんですが、やはり近畿~関東の天気は雨・・・。
どうやら雨から逃れることは出来ないようです。



近くの寝台で寝てた子供たちも起きだして騒がしくなってきました。
いよいよ上陸用意。許可が下りてからバイクの前に向かいます。





さあ、今日は1日雨対策しなければ。
とりあえずレインウェアを着込みリュックにも真っ赤なレインカバーをかけます。
リュックの中にはノートPCが入ってるんですけど大丈夫でしょうか・・・。





用意するほかのライダーたちも、しっかりとレインウェアを着込んで準備万端って感じです。
そしていよいよ大阪南港に上陸。





・・・あれ?
大阪南港、雨がほとんど降ってません。
天気は西から下り坂との予報だったんですけどね。たまたま運がいいタイミングで上陸したのかもしれません。





改めて雨装備のXRを撮影です。
サイドバッグは元々防水なのですが、更に銀色のレインカバーをつけてます。
リアのプラケースは元々完全防水なので問題なし。
ただ、補修したとはいえ林道の転倒でヒビが入ってるから、もしかしたら隙間から浸水するかも。。
あとハンドルバーについてるGPSに関しては、今回雨対策を全く考えてませんでした。
仕方ないのでコンビニの透明ビニール袋でくるんでます。





さて、南港から近いところにあるここに、実は数年前からずっと目をつけてました。
大阪には何度も来てるのに時間の問題で行けなかったんですよね。

奥に見える構造物に注目です。





素晴らしい720度ループです! 大きさはこじんまりとしてるものの、東洋一と謳われる関東の伊豆半島にある河津七滝ループ橋を思い出させます。
とりあえず走ってみましたが小さい分Rはきついので、伊豆のループ橋よりもスリル満点かも。





対岸のループがこれです。

さて・・・このループ橋、実は両岸に720度ループが1つずつ、計2つあるのです。
川に船を通しつつ橋を架けたいっていうコンセプトで作られたので、一気にループで地上34mまで高度を上げて、そのまま高い位置で向こう岸に渡り、対岸でも一気にループを下り地上に降りるという芸術的な橋なのです。

都会にこんな夢のようなループ橋があるなんて・・・・最高です。





雨が小ぶりなうちに戻ります。
一気にバイクを倒しながら勢い良く上昇中に撮影しました。
向こう側にもループがあるのがしっかりと確認できます。
でもちょっとこの撮影は危険でした。。





そして渡った後の下りループ。
この橋最高です・・・無駄に往復して楽しんじゃってます自分。



しかしいつまでもこんなことしてるわけにはいきません。
ループ橋はしっかり堪能したのでそろそろ東へ帰りましょう。

初日に時間の都合で走破できなかった、大阪と奈良の県境にある国道308号の暗峠・・・
やっと本日リベンジです。





8:50
東大阪市、暗峠の麓までやってきましたがいきなりの国道一方通行。
青看板でもこの細さ・・・期待に胸が高鳴ります。





写真正面の細い道・・・
どう見ても町道レベルですが間違いなくこれが国道です。





迂回中・・・やはり国道のほうがあえて細く書かれています。





なぜか同じような場所に旧看板もありました。
ではいよいよ国道に合流します。





国道へ合流。
いきなりですが鬼のような急勾配です。
幅員も狭く四輪同士が鉢合わせると大変なことになります。





ひたすら一気に上ります。
正直こういう写真を撮るのもちょっと危険だったりします。
ギアを1速に入れてからエンジンを止めれば一応下がってくることは無いはずですが、リアにかなりの荷重がかかってるのでフロントが浮くんじゃないかとちょっとドキドキ。





・・・さらにきつい勾配。
ここまで来ると四輪はもう恐怖でしょう。
上りはまだいいんですけど・・・下りは相当危険でしょうね。
エンジンブレーキで1速に落としても多分結構なスピードになってしまうでしょう。
度重なるブレーキングが必要ですが、それが原因でフットブレーキが焼きついたらもう最後です。





急コーナー&急勾配にて。
イン側はすごいですね・・・あえてイン側を走ってみましたが、一番きつい場所でもしっかり上れました。
さすがオフロードバイク。でもしっかり体重を前にかけないとフロントタイヤが浮いてまくれあがります。





四輪にとっては最大の難所かもしれませんね。
ブレーキ痕やらスリップ痕がしっかりと残っています。





少し進んで写真を撮影してると、下から車が上ってきたので撮影してみました。

これはなかなか楽しみ。地元ドライバーでは無いのでしょうか?「この行けへんの?」と質問されたので、根性があれば行けると思いますと伝えました。





結局「あかんあかん」と連発しながらも先へと進んでいきました。
面白そうなので後をつけてみましょうか。





すると対向車が。
ここはまだ幅員も広いほうなのでなんとかなりましたが、それでもお互いかなり大変そうでした。
片方が軽自動車だったのもひとつの救いだったようですね。





この分かれ道・・・・本線はなんと左です。
何も考えずに走ったら、まず間違いなく右側に行っちゃいますね。
一応ちいさな看板がくっついてるので見逃さないようにしましょう。





一応こんな地図看板もありました。
国道308号が何よりも細い・・・





更に進むと、またもや超急勾配。幅員も激狭です。
酷いところでは車とバイクの離合も不可能です。


こんな道は確かに他にもあります。
オフロードを走ってると悪路だらけで驚きはしません。
しかし・・・・これが国道指定路線となると話は別です。
ナビに誘われて他府県ナンバーが迷い込んだら、この驚きはとても大きいでしょう。





暗峠の頂上付近。ここで路面が石畳に変わります。
ほどなくして大阪と奈良の府県境に到着です。





府県境にて。
なんと幅員1.3m規制が入ってます・・・。



これが古都奈良と関西最大の都市大阪を結ぶ国道です。





県境にある暗峠の碑です。
この日は雨のせいでほとんど人がいませんが、晴れた休日には徒歩のハイカーが結構多いらしいです。





なんと、この峠は日本の道100選に登録されているようです。
国道としてはかなり酷道レベル高いと思うんですけどね・・・すごい道から道100選!?





特に意味はありませんが奈良側からXR記念撮影。





さあ奈良側を一気に下りましょう。
ちなみにこの上の道は「信貴生駒スカイライン」
確か二輪は走れないと思いましたが、大阪の夜景を見下ろすことが出来る有料道路です。





この暗峠も景色を見るには絶好の場所だとは思いますが、さすがに今日は雨が降ってるので全く下界が見えません。
奈良側の景色は完全に霧に覆われて見ることが出来ません。
この標高から見るとちょっとした雲海ですね。ここ1000mは超えています。





ここもかなりの急勾配です。
でも大阪側に比べたら若干マシかもしれません。
やっぱりこの急勾配でバイクを離れるのはちょっと怖いです。



奈良側は大阪側に比べて緩やかでしたが、それでも普通の四輪で来る場所ではないですね。
実は奈良~大阪間ルートでは最短の道のりですが、あまりにも不便なので一般車両は阪奈道路か第二阪奈道路を使ったほうが絶対いいです。
ここを通るのは道路マニアだけでいい気がします。





暗峠を下りて国道168号との交差点まで来ました。
とても国道と国道の交点とは思えない場所ですね。



暗峠、予想以上の勾配にはかなり驚きました。 オフロードバイクで来たので結構余裕で越えましたが、四輪で来るには過酷過ぎる峠です。



さて、雨でもなんとか楽しめるレベルの酷道体験もしたことだし、もうこのまま帰りましょう。
景色もとてもじゃないけど楽しめる景色じゃないですからね。
雨もかなり強くなってきたので、天理からは無料バイパスの名阪酷道で一気に東へ帰ります。



しかし、天理IC入口で気づいたことが。

あと10kmほどでXRの総走行距離が2万キロ突破です。
バイパス走行中は駐停車禁止なので、2万キロを越えても決定的瞬間の撮影は難しい。
ここは感動を味わうためにも一般道を使うことにします。

8日前と同じように、名阪国道ではなく旧道の「名阪酷道」をチョイス。





途中にあった天理教総本部前で撮影。
駐車禁止で警備員がいる状態だったので、一応記念撮影していいか伺いを立てました。
天理教がどのような宗教なのかはよく分かりませんが、えらく立派な建物ですね。
天理市内は白い壁と灰色の屋根という、天理カラーな住宅や施設がいっぱいありました。





12:20
メーターを見ながらずっと走ってましたが、ついにその瞬間が訪れました。
新車で購入してから約390日・・・・予想以上に早く2万キロに到着です。

そして・・・・到達場所もまた劇的でした。





天理ダムの堤体上で2万キロ。
交通量のほとんど無い雨のダム堤体上で、1人感動してしまいました。





国道25号名阪国道の旧道が見下ろせます。
寒さに震えつつも、そろそろ昼食を採ろうかと思います。





これは天理ダムのすぐ横にあった公園。
かなり寂れた雰囲気なので、予想通り人間は誰もいません。
買ってきた昼食を一気に食べて先を急ぐことにします。





14:10

途中で名阪国道の現道に合流し、そのまま東名阪自動車道へ。
やってきたのがここ御在所SA。

バイク用の駐輪場に屋根があるのをいいことに、車が入り込んできます。
そのせいで駐輪場に入れないバイクも出てくる始末。
なんて非常識な方たちなのでしょう。





こっちの車はもっとひどいです。





・・・・ドライバー昼寝してますよ。
屋根つきの場所に停める理由なんて全く無いじゃないですか。





さっき入ってきた車は睨みを利かせて侵入を阻止しましたが。
その程度じゃびくともしない非常識な方もいらっしゃいます。
こういうエンブレムがついた車に乗ってる方は、偏見ではなく非常識な方が多いのが事実。
後から入ってこようとするバイクが可哀想です。



激しい雨でこの先はかなりハード。
伊勢湾岸道を経由して東名高速に入りましたが、
途中50km/hくらいで左ウィンカーを出し、路肩を走行するしかないくらいの激しい雨になりました。
スピードを出したら本当に危険な状態・・・でもスピード落としてもとにかく危険。
伊勢湾岸道は恐怖以外の何物でもありませんでした。





16:20
なんとか辿り着いたのがここ浜名湖SA。
全身寒さでガチガチになりながらもなんとかここまでやってこれました。
あと家までは約200km。温かい飲み物を飲んで気合を入れます。





休憩から戻ってくると横浜ナンバーのアフリカツインが。
彼女と2人でタンデムツーリングだそうです。
この雨の中気合が入ってるなぁと思い二人と話してましたが、
自分よりも全然速いスピードで巡航してきたけど余裕だそうです。

これが、250ccトレールと大型オフロードつアラーの違いなんですね。。





雨は激しさを増すばかり・・・
残りの道もがんばって帰りましょう。





18:30

足柄SAで最後の休憩。
休憩しているほかのライダーもみんな疲労困憊。
みんなで励ましあって最後の力を振り絞り出発です。





20:10

やっとこ家に到着。
あまりの寒さに歯がガタガタ震える中よくがんばって帰ってきたと思います。

ただ荷物が結構ひどい事になってましたね。
プラケースの中身は全て無事だったものの、リュックの中身がえらいことになってました。
九州のキャンプ場ガイドや地図はふやけまくってて、ノートPCも表面には水滴が・・・

でも何て丈夫なダイナ○ック・・・・
部屋で表面だけ乾かしてから起動したのですが特に問題なし。
ものすごい潜在能力を秘めたマシンでした。



終わってみれば、雨も結構いい思い出。
九州では素晴らしい旧道も満喫したし、林道も当初予想していた以上の数を周ることができました。
宮崎、鹿児島の林道はかなりの数が潰れていたことが残念でしたけどね。


九州はまた訪れたいですね。
夏は北海道に行く予定ですが、来年はまた九州を満喫してみたいです。



2006九州ツーリング 完



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