■舞木林道



◆11/24(金) 天気:晴れ


前日まで降っていた雨も朝には止みました。
かねてから計画していた岐阜の国道418号通行不能区間。
ついにアタックすることになったのですが、いかんせん家からは距離が遠すぎます。
なので今日は静岡県の浜松に宿を取り、翌日仲間とアタックしに行く事にしたのです。





8:00

出発時のXR。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、
1年ぶりにものすごく綺麗に洗車しました。
3万キロオーバーのオフ車とは思えません。

また、今回は2泊3日の行程なのでちょっと荷物も多め。
コンテナボックスを積んで発進。





10:00

道の駅「箱根峠」で休憩。
朝早くに出れば1時間半あれば着くんですけどね。
ちょっと出発が遅めなので渋滞にも巻き込まれました。

ここには寄る時と寄らない時があるのですが、
この時期は寒いので缶のホットコーヒーを買って手を温めることが多いです。
また、晴れているので芦ノ湖も綺麗に見えますね。





11:20

国道1号線をひたすら西へ走り、道の駅「富士」で休憩。
本当はまだまだ休憩無しで行けたはずなんですけど、
寒いときにコーヒーとか飲むとすぐトイレに行きたくなります。

幸い気温は上がってきたので気分も上り調子。
このまま浜松に行くだけならあと2時間もあれば行けるかもしれません。

地図を見つつ林道をチェック。
時間次第で行けそうなルートを2つに絞り、寄り道してから浜松入りすることにしましょう。





途中、由比のあたりで海沿いギリギリを走る場所があり、
駿河湾を眺めながらのんびり走る。

・・・といきたかったんですけど、
後ろから大型トラックに煽られまくったので危険を感じました。
この付近の国道1号、みんな併走する東名高速と同じようなスピードで走ってます。
殺気立ってるのでちょっと怖い。



13:50

途中渋滞に巻き込まれ、予想時刻は少しオーバーしてしまいました。
でも無事に浜松市の一歩手前、磐田のバイパスを抜けることに成功。

ここで進路を西から北へ。天竜川を北上するルートに切り替えます。
ちょっと観光気分で川沿いを流し、地図にいくつか書いてある林道へ行ってみましょう。





ちょっとびっくり。
天竜川と土手沿いの県道との間にはこんなダートが。
これは愉快。土手の上を走る車と同じくらいのスピードでダートを疾走してみました。





でも・・・・この行為はかなり目立ちました。
土手の県道を走るドライバーは「あいつなんであんなとこ走ってるんだ?」って目でこちらを見てきます。
結構砂埃も激しかったですからね・・・・
あと、この脇に落ちてる白菜は一体なんなんだろう・・・気になります。

結局数キロ走ってそれなりに満足したのと、
途中水溜り区間がかなり増えてきたので県道によじ登ってリカバリー。
まだまだ北上する事にします。





肝心の天竜川も撮影しました。
天気にも恵まれとても清々しい景色です。





・・・何でこんなものを撮ったのか。
何で撮った写真からこれを選別したのか分かりませんが・・・
アン○ンマンたちです。著作権無視してそうな勢いですがお上手なデザイン。





林道方面の分岐からすぐのところにあった秋葉ダムです。
なんかそれらしい名前なのでちょっと惹かれましたが、
もちろんこんな山奥にオタクがうろうろしていることはありません。
ここにいるのは変な道オタクの私1人のみ。

もう堤体の上の道路までやってきましたが、ここに来るのはちょっと厄介でした。
トンネルのど真ん中が信号の無いT字路になってて、そこを曲がってダムの堤体の上に進入するのです。





堤体を渡って反対側にやってきました。
このダム、GPSの地図でも確認しましたが予想以上の大きさですね・・・。





ダムの手前にはこんな橋がありました。
結構狭いけど頑丈そうですね。





そして距離も長い。
実はこの橋、道路を走ってると結構目立つんですよね。





進入してみました。

やはり頑丈。
バイクが乗ったくらいではビクともしません。
ただ、狭すぎてバイクを降りるのがちょっと難しかったですね。





帰りは堤体の上を走らずこの橋を渡りきることにしました。
バイク進入禁止とは書いていなかったし、問題無いでしょう・・・・たぶん。
勢いよく走り抜けました。





白倉峡の近くまでやってきました。
こちらはまだ紅葉が残ってますね。

本当はこの付近の林道をガッツリ走ろうかと思ったのですが、
地図に「かなり荒れたダート、神経を使う」と書いてあったのでやめました。
時間的に厳しくなってきた事を考えると、この先にある林道のほうをメインにしたほうが良さそう。





多分このあたりから林道だと思うのですが・・・
実は山が深くGPSのシグナルもロストしっぱなし。
MXパークがあるならダートだろう・・という意味不明な自信を持って進入。





舗装林道を進むとこんな五叉路が・・・
いきなりやばいとこに迷い込んだかと思いましたが、
地面に白いマーキングがあり「あっちに向かえ」との意思表示が。

まさか罠ではあるまいな。
一応地名の立て札もあるのですが、全く知らない名前だらけで自信がありません。





・・・・くま?
これから向かう方向にはこんな立て札が。

私の天敵の生息地でしょうか??

↑後で知りましたがこれは「くんま」と読む地名だそうです。





すると、これが恐らく最初に抜けようとした「柴林道」でしょう。
地図には「ダート1km」と書いてありましたが、もうほとんどが舗装されてました。
ほんの数百mだけダートでしたが、あっという間に終了。





そしてそのままの勢いですぐ近くにある舞木林道へ。
でもこの林道もまた複雑で、何がなんだか分からない状態で迷ってます。





距離はたいした事無いはずなんですけどね・・・
自分ここまで方向音痴だったか?ってくらいの迷いよう。
GPSを手にしてから、ちょっとこの文明の利器に頼りすぎていたようです。

日没の危険性を感じてきたので、分岐を見つけたらとにかく下り坂っぽい方面を選びます。





なんとか日没前に舗装路まで下りてきました。
ただ、なかなかここはエキサイティングです。

アスファルトの上に生えている苔がなかなかの厚みを持っていて、
素敵に滑ってくれるのでコーナリング時には要注意。





県道に下りてきてほっとしたところで日没。
山の向こうに消えてゆく太陽と2本の飛行機雲・・・

思いのほか素敵な景色かもしれません。





17:30

この時期はもう真っ暗です。
今日は高速を全く使わなかったので、少し贅沢してホテルに泊まることにしました。
冬用のテント、シュラフ等を装備してキャンプという選択肢もあるのですが、
明日の廃道探索を考えると、荷物はなるべく軽くして望むべきだと思いこの選択。

部屋の中はビジネスホテルと同程度です。ちなみに宿泊代はネット予約で5,200円。
ただ・・・このホテルちょっとすごいです。
エントランスにはセンチュリーが停まってたりホテルマンが3人待機してたり、
綺麗な方が荷物を持って部屋に案内してくれたりいろいろ部屋の説明してもらったり。

値段の割にここまでしてくれるのか?という驚きでいっぱいでした。

ちなみに宿泊したホテルはこちら





窓から見える景色。
浜松城と月が見事に映えます。
まさかここまでとは。思いもよらぬいい景色に感動です。



この後、翌日国道418号へ共に挑むXR100のMさんと合流。
4月末の九州ツーリング以来、実に7ヶ月ぶりの再会ですね。
車で迎えに来てもらい、うなぎを食べに行くことになりました。





ご馳走してもらえるとの話に感動しつつ、
何の遠慮もなくうなぎ茶漬けの大盛りを注文。
1人大盛りにしたのでガッツリ食べます。

名古屋とかで言う「ひつまぶし」のようなものでしょうか。
普通にうな重として食べたり、お茶漬けとして食べたり。
とてもうまいです・・・・おなかいっぱい大満足。



Mさんと明日の計画を立てました。
浜松から岐阜の南部って、実はそれほど遠くないんですね。
明日は国道418号走破後に、もう1人の仲間と合流して林道を1本走破しようとも企んでます。

明日は今回のツーリングのメイン。
盛りだくさんな日になりそうです。



走行距離:332.9km



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