■棒ノ嶺



◆12/23(土) 天気:晴れ


今日は大名栗林道へ林道ツーリング。
そして、林道途中から延びている登山道を歩き、棒ノ嶺山頂を目指します。





国道16号を北上して埼玉県へ向かいます。
途中にある米軍横田基地のゲートのある交差点で信号待ちだったので撮影。
写真には撮ってませんが、周囲はアメリカンなカジュアルショップやバーが並んでます。

今日も快晴。
素晴らしいツーリングを予感させます。





埼玉県へ入り、国道299号のバイパスと本線との交差点にあるマックへ。
CRM80のTさんと合流です。

彼とは今年の九州ツーリングのときに偶然熊本の温泉で出会い、
そこから交流が始まりました。
そのときはTさんは、Dトラッカーで日本一周ツーリングを敢行されてたんですよね。

実はその時以来約7ヶ月ぶりの再会なのですが、
ちょくちょくメールなどでお話はさせてもらってたので久しぶりな感じがしません。

今日のTさんはCRM80で参戦。
他に2台バイクを持ってるそうなのですが、一番ダート向けなCRMで来てもらったのです。
カスタムがかっこいい・・・CRシュラウドつけてるしフェンダーもシャープだし、
何よりXR250の部品を流用したス○ップがついてるのが素敵。
最初そこまでは気付きませんでした。





大名栗林道起点に到着。
自身、今年6回目の大名栗でした。
ついつい何度も来てしまう絶景なんですよね・・・





相変わらず起点付近は荒れてましたが、
少し進むとこの空が眩しい・・・
どこを見渡しても雲ひとつありません。すごすぎる。





横を見ると登れそうな場所があったので来てしまいました。
こんな場所を見るとつい登ってしまうのです。





冬晴れの中、枯れた草の中に隠れるXR。

・・・・全然隠れてないですね。目立ちすぎ。





さあ、今度は登山道と交差するポイントまでやってきました。
登山口から登ってくると距離が結構あるので、林道からシュートカットすることにしたんです。





・・・葉がすべて落ちたこの急斜面を登っていくのです。
結構ハードそうですね。。運動不足ライダー2人は登頂できるのでしょうか?
この日は登山客も結構多く、看板の向こうにも2人休憩してますね。





ちなみに林道側を見るとこんな状態。
ここにバイクを置いて棒ノ嶺山頂を目指すのです。





気合を入れて登り始めます。
あっという間に後ろのバイクが小さくなっていきます。

しかしきつい・・・1週間前の高取山の勾配に近いです。。





ちょっと休憩して後ろを振り向くと・・・
この素晴らしい景色に癒されます。
空の青って本当に綺麗。





勾配はいくらかマシになりましたがひたすら登ります。
木の根っこが自然の階段のようになっています。





必死に登ってやっと棒ノ嶺。
私たちより少し先に出発した家族連れが余裕の表情でのんびりしてました。
やはり私たちは運動不足・・・・。



実は、私はもうここが山頂だと思って写真を撮りまくってました、
結構余裕だったかなぁくらいの気持ちでいましたが、
この立て札だと棒ノ嶺は「←」になってるんですよね。
運動不足の私には結構ハードだったので、現実逃避したかったのかも。





名栗湖と山がくっきりと見えて素晴らし景色です。
ここはまだ木々に囲まれてますが、頂上はもっと開けてればいいですね。





この先、ちょっとだけ下り勾配があります。
これのせいで、今いる場所が頂上だと勘違いしたんですよね。





ガッツリ歩いて開けた場所が見えてきました。
今度こそ山頂に違いない。最後の力を振り絞り歩きます。





頂上に到着・・・・・
感無量の青空です。
同じ高さで広がる奥武蔵の山々の稜線が美しい。





ここでお湯を沸かしてカップめんを食べました。
この時期に標高約1000mは寒い。。
お湯の沸きも少し悪いですが、辛いカップめんを食べて体を中から暖めるのです。
青空にカップめんが映えます。





食後にはコーヒーを飲むのですが、
ここでTさんが持ってきてくれたパーコレータの出番。
アウトドア用品として存在は知ってましたが、実物を使うのは初めて。
これはフィルターを使わずに抽出するので、小さな穴から豆が飛び出ないように豆を粗挽きで用意しました。





写真で伝わりますか? 沸騰したお湯が上ってきてるのが見えます。
このお湯がコーヒー豆を経由して下に落ち、また沸騰して上に上がって・・・
この繰り返して徐々に抽出されていくのです。



何をもって抽出が終わったかを確認するのが難しいのですが、
いい頃合だと思ったところで飲んでみる事に。



なかなかおいしいです!
苦めのコーヒーが好きという嗜好はTさんとも同じだったようで、
2人しておいしく飲む事に成功しました。
今回はたまたま成功ですが、なかなか時間の配分が難しそうですね。
今回の抽出時間をしっかり計っておけばよかったです。

パーコレータ。
熟練するまでに時間はかかりそうですが、
アウトドアの雰囲気はハンドドリップよりも数倍楽しめます。
今後買ってしまうかもしれません。





コーヒーを飲みながら景色を堪能。
向こうの山に走る一筋の横のライン。
あれがきっと西名栗林道でしょう。
前回通った時は起点が封鎖されてましたが、今回はどうかな?





頂上に着いてから食事をしたりコーヒーを飲んだり、
写真を撮ったりTさんとお話したり・・・
気付いたら2時間もここにいました。

いい加減寒くなったので、最後に棒ノ嶺登頂写真を撮って下山します。
下山後は大名栗林道の残りを走ってみましょう。



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