■大名栗林道



◆12/30(日) 天気:晴れ時々曇り


今日は奥多摩の林道を数本走りましたが、
勢い余って大名栗林道まで来てしまいました。
実に10ヶ月ぶりの大名栗。楽しみです。





起点過ぎのカーブにて。
なにやら土砂崩れがあったようで通行禁止の看板がついています。
バリケードは破られてる感じですが・・・。





台風で路面が流出ですか・・・
ちなみに、下の米印は「ほぼ全線携帯電話は繋がりません」との事。
そういえば大名栗で携帯電話をいじったことはないですが、
電波が繋がらないのは当然といえば当然でしょう。





写真を見ると相当激しい状態になってますね。
私の知る限りこんな大名栗は初めてです。





一気に高度を上げていく途中。
大名栗の起点付近はちょっと荒れ気味な路面ですが、
ある程度上るとこのように穏やかな路面に変わります。





う~ん、ちょっと天気が悪めですね。
ここに来る途中の道は晴れていたんですけどね。
棒ノ嶺周辺だけ雲が集まっているのかもしれませんね。

2005/03/21はこんな感じ
2006/10/07はこんな感じ
2007/01/14はこんな感じ





青空は見えるんですけど、太陽が隠れてしまってるので少し寒いです。
雲を見るのもなかなか幻想的でいいものですけどね。





BAJAの2つ目にもかなり愛着が湧いてきました。
なかなか可愛いやつです。





なんと・・・西名栗林道は晴れているではないか。
最初は大名栗林道で昼食をと考えていましたが、
大名栗はこのまま真っ直ぐ抜けて、ちょっと遅めの昼食を西名栗でとる事にしましょう。

そんなことを考えていたら、大名栗林道には雪が降り始めました。





雪自体はひらひらと舞う程度のものですが、
風が結構強いので吹雪いています。
気付いたら足に雪が付着し始めました。





写真では分かりにくいですが、ここから先はずっと雪が降っています。
ちなみにここは路面流出箇所。ただ規模からすると、起点付近の写真の場所ではありませんね。





ただ、通り過ぎてみるとなかなかいい感じに削れていて・・・
ここで四輪車はアウトかもしれません。





今度は倒木です。土砂崩れで上の斜面から降ってきたのでしょう。
しかし、下に充分隙間があるのでバイクなら問題無さそうです。





ん・・・遠くから見たときは気付きませんでしたが、
倒木箇所を越えるとすぐに2本目の倒木がありました。
これは結構低いですね。大丈夫かな?

ちなみに、この写真は結構吹雪いてるのが分かる写真ですね。





乗ったまま走り抜けようとすると首がボキっと持っていかれるので、
ここはバイクを降りて押していきクリア。
特に傾けながら押す必要も無かったです。





しばらく進むとまた倒木が・・・
ここは斜面側が山になっているので、勢いをつけてそちらを上る方法と、
崖側の倒木3本を越えていく方法の二者択一です。





倒木はやってやれないことはなさそうですが、
右側に転ぶと落下して面倒な事になりそうです。
ただ、木の皮が結構取れているのでこちらからチャレンジした方も結構いそうです。





斜面側はそこそこ高さがありますが。
失敗してもただ転倒するだけなので問題はなさそう。
ソロツーリングなら無難にこちらから行く事にしましょう。



軽く助走をつけて、スタンディング状態の前傾姿勢で一気に登ります。





頂点から撮影。
特に問題も無く登りきることが出来ました。
あとは前のめりにならないように下るのみ。





無事突破。
バイクには乗っているけどオフロードテクニックがないので、
こういう箇所が出てくると少し困りますね。





また小規模な崩落。
ここは何の問題もありませんが、進むにつれて少しずつ路面が悪化してきますね。





次はちょっと困った倒木。
下をくぐる事はできないので、ここも左右どちらかから進むしかありません。





こちらは斜面側。
さっきの倒木のように道になっているわけではないので、
この木を気合を入れて越えねばなりません。





こちらは崖側。
さっきと同様に・・・いやさっき以上に危ないかも。
無事渡りきっても勢いがつきすぎていれば、これまた直進して崖下にダイブです。



じゃあやはり今回も斜面側からトライです。
勢いをつけて一気に突入します。





・・・失敗。
勢いがちょっと足りませんでしたね。



しかしなんとなく分かりました。
今度はもっと勢いをつけて一気に越えてしまいましょう。





越えはしましたがBAJAが暴れました。
やれやれと手を離して乗り捨てたのがこの図。
ただ、少し慌てたのでかなり手ブレしてしまい見るも無残な写真に。



斜面の途中で転倒したので、引き起こすのがちょっと大変でした。
バイクが滑って前輪が木の下にはまってしまい、予想以上の作業です。





息を切らせながらやっとこ起こしました。
フロントフェンダーが激しく傷ついています。
また、左ウィンカーカバーがどこかに消えてしまいましたが、
周囲を探したところ擦り傷だらけのカバーを発見。
そのままパコっとはめて出発です。



やはり来年はオフロードテクニックを身につけねばならないかもしれません。
思わぬところで来年の抱負が出来ました。





またも崩落。
意味の分からない場所に木が直立していてちょっと笑えます。

そしてその先には・・・





もうすっかり忘れていましたが、こんな場所が残っていました。
・・・向こう側には行けるのでしょうか?





コンクリートの固まりがおもちゃのようになっていますね。
ものすごいえぐられかたです。





端っこのほうに立ったら地面が崩れてそのまま滑落しそうですね。
かなり危険ですが、ロープが張られ復旧後の線形をかたどってますね。
復旧されるのはいつ頃なんでしょう。





おお・・・しっかり橋があるじゃないですか。
これが無かったらまた今の道を引き返さねばならなかったところです。
助かりました。





では渡りましょう。
バイクが乗っても問題なさそうな強度で良かったです。





無事に大崩落箇所を渡り終えました。
とりあえず成り行きでここまで来てしまいました。
あの倒木が無ければ引き返そうと思ったんですけどね・・・





大名栗林道終点に到着。
いつの間にか雪は止み、こちら側はしっかり晴れています。
この勢いで西名栗林道にでも行ってみましょうか。



大名栗林道は大荒れでしたね。
林道初心者でも安心して走れる日はいつの日か・・・。



西名栗林道へ続く



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