■九州2日目
◆4/27(日) 天気:晴れ時々曇り
フェリーの寝台でぐっすり眠り、6時には起きることが出来ました。
2年前は1便で上陸したので明け方に新門司港到着でしたが、今年は2便なので朝8時ごろにのんびり九州上陸です。
やはりこの瞬間がいいですね。いよいよ九州上陸です。
上陸後に、乗ってきたフェリーを背景に写真撮影。
2便とはいえ、まだ朝早いのでちょっと肌寒いくらいですね。
この時期の九州は、なめてると30度近く上がったりする日もありますが、
今日は快適に走れそうですね。
2年前と同様、まずはカルスト台地の平尾台を目指します。
9:15
どーん・・・いきなりですが平尾台。
狭い県道ワインディングを走りやってきたのがここ。
丘の上に相当な数の石灰岩が出ていて驚きです。
この地形、水に溶けやすい石灰岩が徐々に侵食されて、長い年月をかけてこの不思議な形になったそうです。
せっかくなのでちょっと撮ってもらいました。
赤いヘルメットはこの景色の中ではちょっと異様ですね。。。
平尾台はこのようなハイキングコースのようなものが縦横無尽に走っています。
写真には写っていませんが、ハイカーたちがのんびりと歩いている姿が多く見られます。
なんと・・・
近づきながら見えてはいましたが、この先通行止めだそうです。
2年前はNTTの電波塔がある施設まで走ることが出来たんですけどね・・・。
行こうとすれば行ける隙間はあるのですが、
今日は素直に引き返すことにします。
ここで写真を撮ったりいろいろしてたのですが、
出発しようとすると、嫁さんのXR230のエンジンがかかりません。
私は気付かずに100mほど進んでしまったのですが、
キュルキュルと音を立てているのが聞こえたので、一度戻る事に。
原因はやはりキルスイッチでした。
しかし、キルスイッチをオフにして再びエンジンをかけてもらってたのですがそれでもエンジンかからず。
さてどうしたものか・・・他に原因あるのか??
嫁さんは少し粘ってセルを回し続けたのですが・・・・
キュルキュルキュルキュル・・・・・バンッ!!
何だ!?
何が起こったんだ・・・・・??
周囲に響き渡る、大きく乾いた音・・・・
XR230がマフラーから発砲しました。マフラーの先から、なにやら黒い煙が立ち上ってます・・・・
なんか詰まってたのか??
ぶっ壊れたのか??
しかし、その後しばらくすると何事もなかったようにエンジンがかかりました。
いやぁ一安心です。
ここでバイクがぶっ壊れたら、いきなりタンデムツーリングに変更になるとこでした。
原因はよく分かりませんが、とりあえず旅は続けられそうなので良かったです。
嫁さんは、去年の骨折に引き続き今年はマシントラブルか・・・と最悪の光景を考えていたそうです。
気を取り直して出発です。
出発とかいいつつ、まだ朝食を撮ってなかったのでベンチがあるここで休憩です。
カルストを眺めながらのんびり朝食を撮りつつ、原付でやってきていた地元のおじさんと話をしてました。
私のナンバープレートを見て、昔近くに住んでいた事があるとの話を聞いてビックリ。
首都圏に住んでいると、地方にやってきたときによくこんな話を聞く事ができます。
食事を終えて、南へ向けて出発です。
今日は阿蘇のあたりまで移動しようと考えているので、国道を流して英彦山の付近を越えて行きます。
ルートとしては、R496→R212で日田市街へ下りる感じです。
2年前に携帯電話を無くした薬師林道も今年はパス。
まだ薬師林道のどこかに落ちているのでしょうか・・・・
でも、せっかくなので日田市内に下りたついでにDocomoショップを撮影。
2年前、林道で汚れた格好で駆け込んだ懐かしい記憶。
あの時はお世話になりました。
ついでに、童話の里「くす」で撮影した怪しげなオブジェ。
ドラえもんとアンパンマンは「童話」じゃないだろ・・・・・
ちなみに2年前の写真はこちら
その後は阿蘇に向かってひた走ります。
やまなみハイウェイは何度も走っているので、今回は名無し道や主要道40号を通り阿蘇市へ南下。
牧ノ戸峠は通りません。
徐々にそれっぽい景色になってきましたが、天気があまり良くない。
薄曇りでちょっと肌寒い。。。
やまなみハイウェイに合流し南へ。
写真だと分かりづらくて申し訳ありませんが、大きな荷物を積んだバラデロの後ろを走ります。
ツーリングに来ると、ほんと珍しいバイクがたくさん見れます。
大観峰に向かうバイクが多かったのですが、
この天気で行く必要はないと判断しそのまま走りましたが、菜の花が咲いている場所が綺麗だったのでここで休憩。
もう14時半を回っていますが、ここで遅い昼食を食べました。
ちょっと肌寒いですが、日が出るとぽかぽかして気持ちいい。そんな陽気です。
15:30
キャンプ場に到着。
今日のキャンプは「阿蘇いこいの村」
フリーサイトがなかなか広く設営に悩みましたが、ちょっと離れたところにテントを張りました。
これで今日はのんびり・・・でも良かったのですが、
まだ時間があるので荷物をテントの中に突っ込んで出発します。
目的地は草千里ヶ浜方面。
タクオ・・・なんだか寂しそうだ。
坊中付近~草千里ヶ浜の間にある牧場の牛は、それぞれに名前やら認識番号がついています。
阿蘇市の平野が見渡せる場所まで来たのですが、
曇っているせいでうっすらとしか下界が見下ろせません・・・
17:10
草千里ヶ浜に到着。
もう夕方なので観光客はだいぶいなくなってましたね。
阿蘇といえば草千里ヶ浜とも言われていますが、
もっと緑が増えて天気がいい時に来るともっと素敵な雰囲気に変わるんでしょうね。
今日はささっと戻る事にしましょう。
まだ山々には緑が足りませんね。
ぜひとも夏に訪れたいものですが、今年は夏休みが無さそう・・・
米塚が見えてきました。
阿蘇に来るとついついあの小さな山を眺めてしまいます。
草原の中にぽっこりと存在する不思議な山です。
米塚を背景に記念撮影。
ゴールデンウィークに九州に来ると毎年、日が長くなったなぁと思いますね。
先ほども書きましたが、夏になって緑の絨毯が完成した頃にまた訪れたいです。
もう18時半ですがこの明るさ。
阿蘇いこいの村のキャンプ場に帰ってきました。
花に詳しくないので全く分かりませんが、ピンク色で綺麗だったので撮ってみました。
腕を伸ばしてマクロで撮影。
わしゃわしゃっと花びらが集まっていてかわいいです。
このキャンプ場ではバイクの乗り入れが可能なので、
テントの隣までバイクでやってきました。
買い物も済ませたし、歩いて行けるいこいの村の宿泊施設にはお風呂もあるので、今日はもう寝るだけ。
温泉を出てからは宴会です。
しっかしこれが寒い事寒い事。
夜になって一気に気温が冷えてきたので、外で飲むお酒も最初はビールでしたが途中で焼酎のお湯割りに変更。
以前飲み会の際に、注文したはいいが見開封のまま持って帰ってきた海童を持参しているので助かりました。
ちなみに、混乱に乗じて持って帰ってきたのでこの酒代は8人でにワリカンでゲットしています。
今日は平尾台の素敵な景色と阿蘇、そして実に1年9ヶ月ぶりのキャンプを楽しむ事ができて幸せです。
明日は嫁さんの実家がある宮崎まで走るので、しっかり休まねばなりません。
それにしても寒い・・・・絶対5℃以下だなこれは。
阿蘇の寒さをなめていた。。。
走行距離 242.0km
九州3日目に続く
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