■中腹林道
◆7/24(木) 天気:晴れ
9:30
今日も素晴らしい天気。
しかし天気予報では本日夕方より雨が降るようです。
テントを片付け西に逃げる事にしました。
いつもはGPSの電源供給に使っているシガーソケットですが、
今日は携帯の充電に使います。
予定はなんとなく決めてあります。
今日は岐阜県を抜けて石川か富山のほうに行くつもり。
国道を離れ、気持ちよく田舎道を流します。
飯田から西の南木曽に抜ける県道8号線へ。
地図ではかなりくねくねしていますが、山深い県道を抜ける気持ち良さそうな道です。
大平峠のトンネルを抜けたところで撮影。
道中眩しい緑の中を走る素敵な道でした。道幅が狭いところが多くて車は大変かもしれませんね。
これより南木曽町に進入。
この頃には当面の目的地を決めていました。
2年前のツーリングの際、時間の問題で途中撤退した中腹林道へ行くのです。
国道19号線に合流したのはいいですがとにかく今日は暑い。
昼前にはもう34度を突破しています。
これは辛い・・・寒さには強いつもりでいますが暑さには人並み以下の耐性しかない私です。。
12:30
中腹林道からそう遠くない場所にある道の駅「花街道付知」で昼食。
これは珍しい「トマ豚汁定食」を食します。
外は暑いですが、涼しい建物の中で食べる熱いものはいいですね。
ちょっと元気が出てきました。
さあ、中腹林道に向かいましょう。
13:30
途中見知らぬダートに行ってしまいましたが、南側から中腹林道に進入するならここが良さそうです。
トンネルのすぐ手前を左に逸れればOK。
うーん山深い。
景色はなかなか望めませんが快適ダートです。
途中何度か分岐がありますが、
写真のようにご丁寧な青看板がついているので迷う事がありません。
なかなか気持ちよく走っていたのですが、この後徐々に雲行きが怪しくなってきました。
危険を感じ、適当な場所で国道へ下りる分岐があったので林道を離脱。
さっさと次の目的地を見つけるのが良さそうです。
しかし・・・
天気はすぐに快晴に。
あの時に見た雲は何だったのか。
まさか・・・・あの雲の中にラ○ュタが!?
・・・くだらない事を言っても仕方ない。
中腹林道に戻ろうかとも考えましたが、今更感があるので西に向かう事にします。
地図を見ていると、ちょっと遠いですが福井に行くのはどうかと思い始めました。
先日どこかのサイトで見た若狭幹線林道とか、気になる林道はあるのですが距離が遠くてなかなか機会がありません。
・・・決めました。
せっかくの夏休み。ちょっと遠くにまで足を延ばしましょう。
今日の目的地は福井県。調べると無料キャンプ場があるようなので敦賀へ向かいます。
16:00
中津川から中央道に乗って、内津峠SAで休憩です。
中腹林道を出たのが14;30だったので、思い立つのがちょっと遅かった気もしますが、まあなんとかなるでしょう。
休憩後は一気に中央道-名神道-北陸道を乗り継いで福井県へ。
実は、私にとっては生まれて初めての福井県。
北陸に来る機会が今まで全くありませんでした。
18:10
敦賀で高速を下り、「野坂いこいの森キャンプ場」に到着しました。
さっき調べたとおり、持ち込みテントは無料の素敵なキャンプ場。
値段だけじゃなく、敦賀市街からそう遠くない場所にあるのは魅力です。
さて、基本は森の中に板が敷かれていてこの上にテントを張るようです。
でも、私はこの平坦なテントサイトのほうを選ぶ事に。
そう、ここは夜になると夜景が結構いい感じに見えそうなんです。
夕食は迷わずここに決定です。
それにしても、虻がものすごいいっぱい飛んでいてちょっと大変でした。
気をつくと近くに群がっているので問答無用ではたき続けます。
あまりにも大きくて、最初はスズメバチに囲まれたのかと思いちょっとびびりました。
真夏の低地キャンプ場は虫とのバトルですね。
市街に下りたところにある「
ウェルサンピア敦賀」で風呂に入り、22時頃までやっているスーパーで買い物。
さあ、1人宴会の準備です。
そうそう、残念なことに「ウェルサンピア敦賀」は2008/10末で営業を終了するようです。
そうなると、キャンプ場から一番近いお風呂はどこになるんだろう?
さて、夜のキャンプ場に戻ってきました。
近くにあるバンガローには他の客もいるようですが、
テントサイトは完全に私ひとり。
これはいいですね。
心置きなくのんびり出来るってもんです。
向こうの夜景が見える高台で夕食です。
夜景を見ながらお酒を飲みます。
ちょっと蒸し暑いですがなかなか贅沢なひとときです。
虻も夜になるとぱったりと出なくなり快適です。
夜景をもう1枚。
さて、そろそろ寝ようと思いテントに入ったのですが、
ここは市街から近い夜景スポットだからでしょうか、深夜になると車がちょくちょく現れます。
森の中に入っていく親子連れは、カブトムシとかを探しに来たのでしょうか。
また、カップルと思われる車たちはこぞって山の上のほうに向かっていきます。
しかも、怪しげなテントを見つけたとばかり遠巻きに見てくる人たちもいてちょっと困りますね。
しまいには、もうひとつ奥にある広場で花火を始める人たちも出てきました。
しかし私は疲れているので問題なし。ぐっすりと眠りにつくのでした。
走行距離 355.5km
小入谷林道へ続く
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