■北海道ツーリング3日目(ピヤシリ越林道)



◆9/20(日) 天気:晴れ→雨→晴れ


天気予報は晴れなのに、何故か局地的な雨にやられた道北。
一度雨から逃れるようにオホーツク海に出たものの、再び山へと戻ってきました。
ピヤシリ山の林道を越えて、キャンプ場のある美深の南にある名寄に抜ける予定。





3年前とは逆ルート。
今回は東側の道道60号、幌内越峠側から進入。こちら側は「奥幌内本流林道」という名称がついてます。
ちょうど峠の駐車スペースになっている所に入り口があるので分かりやすいです。
途中に「神門の滝」という滝があるので、案内板もしっかりついています。



ちなみにさっきまで濡れていた服は、晴れたオホーツク海を走ったのが良かったのかどうにか乾きました。
林道を走るとまた雨が降ってきそうな雲があるので今度はレインウェアを事前着用。
ぬかりは無いです。





雨はなんとか止んでますが路面は濡れています。
さっきまで降ってた感じですね。

幅員狭めな奥幌内本流林道。
神門の滝にやってくる観光客もいるので対向車には注意します。





さて、3年前にはこんな立て札あっただろうか?
所々距離を教えてくれるのはありがたいですね。





結構ぐちゃっぐちゃしてますが走りやすい路面。
以前訪れた時はもう少し荒れていた感じがしますが、今回は快適に走ることが出来ます。
レインウェアを着たので水跳ねも気にせずガンガン突っ込んでました。

天気は・・・やはりいつまた降り出してもおかしくない雰囲気。





途中の分岐にて。
直進すると「奥幌内線」というダートになるようです。





ちなみに本線は左側のほう。
でかでかと神門の滝と書かれているので迷うことはありません。
支線には行かず本線をそのまま走行することにします。





さて、もうしばらく進むとこの分岐に到着します。
ちなみにここを右に折れて下りると神門の滝があるようですね。
3年前はスルーしてしまいましたが、今回はちょっと寄ってみようと思います。





ちょっと下りるとしっかり駐車スペースが作られてるので四輪でも安心。
滝に降りる道に木屑が敷かれていて、しっかり整備されていることが分かります。





結構急勾配だなこれ・・・・
足元に気をつけながら先に進みます。
路面むき出しではないので、ふかふかしてて滑ることは無さそうです。
これなら転んでも安心かな?



そうそう、ヒグマが出ると厄介なので熊鈴をつけて歩いています。
気休めかもしれませんが、山奥を歩いてても何もしないよりは心が落ち着くので良し。





5分と歩かずに滝つぼに到着。
音がすぐ先に聞こえてたので近いとは思ってましたけど、この距離なら余裕です。





なかなか立派な滝です。
山奥にあるのでそんなに観光地化されていないのがいいですね。

そんなことよりも気になるのは天気・・・
なんだ?日が射してきたぞ!?





足元は水跳ねでドロドロになってますのでレインウェアは着用したままで。
しかし天気が好転してきたことで気分も盛り上がってきました。

さあ、戻ってダートをガッツリ走りましょう。





やはり間違いではない。
西に向かうほどに晴れ間が広がってくる感じがします。
これ、峠に向かう頃にはいい感じなんじゃないか?

ちなみにこの付近で林道の名称が変わります。
奥幌内本流林道からピヤシリ越線に。峰越え林道のスタートです。





おおおお!景色が開けて走りやすい砂利ダートに!
雲は多いものの時折日が射すのできっと雨の問題はなし。
今日走ってきた林道を考えると、雨が降らないというだけでもう十分。





おっ・・・エゾシカの親子発見。
バイクのエンジン音にも驚く様子が無くこちらを観察しています。



一瞬ビビリましたがヒグマで無くて良かった。





せっかくなのでバイクを降りて記念撮影。
さっさと逃げると思ってましたがなかなか粘りますね。





アップで撮影。
う~ん・・・・誰かの顔にとても似ている気がするが誰だか思い出せません。
何を思ってこちらを見ているのでしょうか。



バイクでゆっくり進みだすと鹿も遠ざかっていきました。





素晴らしい。
完全に雲を抜けた感じです。
朝の林道から考えると信じられないような晴天で気持ちいいです。





後ろには分厚い雲が控えてます。
オホーツク海側から山を見上げている時は、まさか雲の向こうにこんな晴天が待っていようとは予想できませんでしたね。





遠くには名寄の街でしょうか。
市街地を見下ろすことが出来る絶景。本当に来て良かった。





峠付近では一気に何枚も写真を撮影してしまいます。
3年前にこの林道を走ってからも、関東を中心に様々な林道を走ってきましたが・・・
自分基準ではありますが全国屈指の爽快感を味わえる展望区間だと思います。



本当に素晴らしい。
北海道に来たら必ず訪れたい林道です。





展望区間を過ぎると徐々に下りへ。
ピヤシリ山の山頂に向かう分岐に到着です。
ここから徒歩30分ほどで頂上に行けるのですが、これから行きたい場所が増えたのでスルー。
ただ、この山頂もかなりの大パノラマなので行って損は無いはずです。





山頂への登山道分岐を過ぎると結構舗装区間が出てきます。
真ん中には苔が生えているので乗り入れないように。ズルっときます。





あとは名寄側の入り口までひたすら森の中を進みます。
若干勾配が急なのでスピードの出しすぎには注意しましょう。





スピードの出しすぎにはホント注意です。
でもこういった直線は気持ちいいですね。





素晴らしいダートもついに終点。
30kmほどの変化あるダートは走り応えもありとても楽しめます。
今回は特に、進むごと天気が好転していく場面に立ち会えたのが印象的。
いい思い出になりそうです。



さて、まさかピヤシリ山を越えた先がこんなに晴れているとは・・・
こうなったら行くべき場所はただ1つ。
故あれば、私は60kmのダートであろうが何度も向かうのです。



北海道3日目(加須美峠函岳林道)へ続く



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