■北海道ツーリング8日目(不二川迂回林道)



◆9/25(金)




林道三昧の1日も終盤。
日が傾いてきた時刻から不二川迂回林道に進入します。
ここは、ナイタイ高原の入り口と然別湖の北にある幌鹿峠とを結ぶ林道です。
もちろんフルダート。幌鹿峠側からの下りで林道を抜けることにします。





夕日のせいでもありますが、峠付近の木々はかなり色づいてきている印象があります。
まだ関東では夏の終わりという気候でしたが、北海道の秋もいよいよ半ばですね。





緩やかに高度を下げながら、日が徐々に落ちていく林道を楽しみます。
木々に囲まれていても明るい雰囲気です。





時間帯のせいかもしれませんが、対向車は全くありません。
しかしながら綺麗に整備されているため、走行に対する不安は全くありません。
ヒグマのことをたまに考えるくらいですね。





しばらく進むとなかなか素敵なビュースポットも出てきます。
ちょっとガスってきてはいますが、しっかりと十勝平野を見渡すことが出来る良い場所です。





この付近は景色も開けて素晴らしいの一言。
3年前は崩落で通行止めでしたが、今年は問題なく走破することが出来そうで安心。





ナイタイ高原の入り口に近づいてくると、再び木々に囲まれたエリアを走ります。
周囲を山に囲まれているため、林道内部には傾いてきた夕陽が当たらなくなってきました。





そしてダートも終点へ。
ここまで来ればナイタイ高原牧場も目と鼻の先です。

十勝を代表する観光地であるナイタイ高原牧場を訪れる人は非常に多いはず。
でも、牧場に入る交差点を左に曲がらず直進するとなかなか素敵なダートもあるのです。





さて、そこから約10分程度で上士幌航空公園のキャンプ場に到着です。
昨日はひょんなことで、テントを張ったまま宿に泊まってしまいましたが・・・
2日ぶりのテント泊。自分のテントはしっかり張られたままで問題無さそうです。





それにしても・・・ずいぶんと汚れましたね。
この2日間かなり林道を走りこみましたからね・・・。

まあ洗えばいいので問題ないしオフ車らしいといえばらしいのですが、
ちょっと跨るだけで砂ボコリだらけになるのはいかがなものか。





とりあえずリアボックスを取り付け温泉に行く用意。
まずはバイクではなく自分がリフレッシュしてきましょう。



・・・・と用意してたところで、
キャンプ場に黒のXR230が1台入ってきました。
早速話しかけてみると、今日はここのキャンプ場に一泊する新潟からやってきたソロライダーだそうです。



これはいいタイミング。
せっかくなので、今夜はXR230のYさんと一緒に宴会をすることになりました。
まずは風呂へ行くついでに食材の買出しです。





風呂も済ませXR230のYさんとお酒を飲みながら話します。
旅のスタイルも近くなかなか楽しい話が出来ました。



明日の夜は、もうフェリーに乗って北海道を発つ日だったりします。
北海道で過ごす最後の夜となると感慨も深いですね・・・
もしかしたら、ソロで走る北海道ツーリングはもう今年が最後かもしれません。



キャンプ場で過ごす最後の夜は、自分の様々な思い出と共に静かに更けていくのでした。



北海道9日目へ続く



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