■大鍋林道
◆2010/02/14(日)
国道414号を南下し河津七滝よりやや南。
分岐する県道115号を西へ進むと、県道としての未開通区間をつなぐ「大鍋林道」となります。
短いですが貴重なダートと聞いたので行ってみましょう。
大鍋林道に入りました。
最初はコンクリート舗装のようですね。
なるほど・・・通り抜けは出来ませんと。
とはいえ閉鎖されているわけでも無さそうなのでちょっと入ってみます。
さあさあダートに突入です。
路面は砂利も無く土の上をそのまま走る感じです。
最近雪が降ったからでしょうがちょっと滑りそうな感じ。
ゲートがありましたがオープンしてるのでそのまま進みます。
更にしばらく進むと地元の車両が入り込んでいて、
走り抜けるには全然問題ないとの情報を頂きました。
それはそれはありがたい。
閉塞感漂う林道と勝手に想像していましたが、
景色が広がる箇所も結構あって気分も上々です。
さっきまで走ってた廃道も良いですが、景色の良い林道もやはり良い。
地元の方たちのわさび田も見かけました。
私はわさびを使う習慣は無いのですが、
ここのわさびは本当にいい風味なんですよね。
中盤はこのような九十九折れを抜けて、
峠に向かい高度を上げていきます。
曇り空の中に浮かぶ山々の景色もとても良いですね。
山と空の色が交じり合っているように感じます。
そしてこの分岐・・・・
この右側のゲートの先にあるのは恐らくカンス林道でしょう。
残念ながら一般車両は通行禁止です。
伊豆半島の主要な林道は、たいていがこの番号入力式のロックで閉ざされています。
ここは無理せず走れるところだけを走りましょう。
峠から西の下りは、このようにコンクリートで舗装された路面がほとんどです。
程なくして大鍋林道が終了。
ここから先は県道115号線になり、主要地方道15号線にぶつかります。
大鍋林道も数kmの短いダートですが、
後ろめたい気持ちなく無理せず走れる貴重な林道ですね。
また、河津から西伊豆に抜けるには一番のショートカット路線でしょう。
さて、西伊豆の国道136号へ抜けて土肥を目指します。
西伊豆スカイラインへ合流する予定ですが、
途中に河津桜が咲いていたので走行中に撮影してみました。
路肩も狭く面倒なので停まりませんでしたが立派な河津桜ですね。
一番の見所である河津の町まで南下せず林道に入ってしまったので、
少しは見ておかないと勿体無い。
場面は飛んで西伊豆スカイライン。
海が見える場所ですが、ちょっと標高上がっただけでこの雪景色。
海も近いし雪はそんなに無いだろうと思ってましたが、ちょっとナメてました。
まさか樹氷まであるとは・・・・
温度計の撮影はし忘れましたが、気温は確実に氷点下でした。
でもちょっと溶けかかってるようにも見えますね。
晴れの日が訪れればあっという間に溶けてしまうでしょう。
もいっちょ樹氷。
この付近は走行する車も無く、時が止まったような中を進んでいるような感覚になります。
路面は全面アイスバーンの場所がそうそう続くわけでもなく、
ポイントポイントごとに注意していれば問題ありません。
どうにか戸田(へだ)までやってきました。
ここの駐車場はアイスバーンになっていたので、
慎重に戸田港が見えるポイントまでやってきました。
看板にまで雪だか霜だかがくっついて、ひげが生えている状態。
なんだか砂鉄みたいですね。
奥に見える戸田港のほうは雪の心配も無さそうですね。
さて、今日最後の林道は西伊豆スカイラインの東側を南北に貫く舗装林道、
「達磨山林道」の支線にあるダートです。
走行中のおまけですが、バックオフ誌(2011/01現在休刊)の企画に初めて参加します。
達磨山林道支線へ続く
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