■右左口峠



◆2017/11/03(金)




道志の林道を楽しんだ後は山梨県の富士山北部へ。
国道358号線中道往還の旧道へと向かいます。
右左口峠を越えることはできるのだろうか・・・





どーん・・・
通行止めのゲートとでかでかとした看板に立ち阻まれる。





立ち尽くすBAJA軍団。



しかし、なんとこのゲートの先から下りてくる地元の軽トラが。
そしてゲートをすんなりと開放し下りてからのすれ違いざま、「この先に行くのか?」という謎の問いかけをされる。



無邪気に「行きたいっすねー走れるんですかねぇ」的なことを聞いたら、
特にお咎めもなくどうぞみたいな話になったのでとてもラッキー。先に進むことにしましたよ。
軽トラのおっさんの言葉にどこまでの効力があるのかは分からないけど、
もうBAJA軍団に引き返す選択肢はないです。





写真じゃわかりにくいけどこの南京錠の鍵は開けっ放しです。





さあ、いざ真の中道往還へ。





中に他にも車両がいるようなので、ゲートは閉めたものの軽トラのおっさんの教えに従い南京錠の鍵は開放したままで先へと進みます。





現道はトンネルへと向かうので高度はそのまま。
旧道は右左口峠越えなので新旧道の高低差が出てきます。





途中には洗い越しが。
でも干上がってて残念・・・洗い越しはいくつもあるんですけど記憶だと以前も軒並み干上がってたなぁ。
とそんな話をナノレカワさんやペ☆ヤングさんに話していたんですけど、
なんと過去の写真を見たらしっかり流れてましたよ。
しかも全く同じポイントに見えるのは気のせいか・・・


2006/6/10の写真はこちら→クリック





またもや洗い越し登場。
そもそも今回のツーリングの発端は、ナノレカワさんが洗い越しを見たいという話が発端になったので、
ナノさんも楽しんでくれていることでしょう。
雨上がりに来るとベストでしょうね。





こんな九十九折れをいくつか越えながら、右左口峠に向かい高度を上げていきます。







さっきの洗い越しの箇所もそうですが、こんなコンクリート舗装がこの旧中道往還のポイント。
大き目な石がコンクリートに埋め込まれています。
逆に滑りそうな気もしますが滑り止め的な位置づけなんでしょうかね?







走行中の写真を撮影してもらいました。
紅葉のいい景色の中を楽しんでいます。





そしてついに旧中道往還の最高所である右左口峠に到着。
中道町はすでに11年前に甲府市へと編入されています。





そして逆から見ると、こちらも今は無きき上九一色村の看板が・・・
本来は美しい景色が有名だった上九一色村も、
20年余り前の事件によって、今の30代以上の方で知らぬ人はいない地名になったはず。

当時自分はまだ中学生くらいだったので、あの某事件で初めて村の名前を知ったクチです。







北側に下りていくと甲府盆地がちらっと見えてきて感動します。
山梨の林道から見る甲府盆地って、他の場所からも何度か見ましたが本当に素晴らしい景色です。





うっ・・・こっちにもゲートが。

しかし僕らは地元民に公式に入ってくることを許されし存在?なので、
堂々と出ることにしますよ。





その後脇道に登るとこんな場所があったので撮影。





そして舗装路となり北側のもう一つのゲートを抜けることになります。



2006/6/10の写真はこちら→クリック



その後、朝霧高原で昼食をとることにします。
ペ☆ヤングさんのおすすめで「イーハトーブの森」



うまい・・・うますぎる。
埼玉県民お決まりのセリフを心の中でつぶやきながらランチを頂きます。
いつもは林道の中でカップ麺を食う生活をしていますが、
たまにはこういうゆったりした食事もいいですね。





しかも富士山を見ながら食事できるなんて最高です。
食後のコーヒーも頂き疲れも癒えました。





ここはトライアルの練習もできる素敵なところです。
以前から何度かここでの企画のお誘いを受けてましたが、なかなか都合が合わなかったんですよね。
冬になったらしばらく休業ですが、来シーズンは参加してみようかな。



林道富士線へ続く



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