■2006/07/30 自作パニアケースver1.1




今まで使ってた自作パニアケース1.0ですが、
春の九州ツーリング時に大破したのでまた作成し直しです。
前回は底に穴を開けフレームとボルトで固定したのでしっかりしてましたが、
あれはあれで外すのが面倒・・・今回はもっと簡単に脱着できるようにしましょう。





とりあえず、今回の素材もホームセンターで買ってきた1000円のコンテナボックス。
強度は弱いですがもちろん完全防水なので重宝してます。
色が黒なので、XRとの相性も悪くはありません。
個人的には、よくあるタイプの緑のものは嫌いです。





ちなみに、前回と違って底に穴は開けません。
今回は林道にこの装備で入らざるを得ない場合・・・更にそこで転倒してしまった場合のことを考慮してます。
荷物が重いと転倒時の引き起こしも困難なので、すぐに取り外せるほうが便利なのです。





とりあえず今回もフックを取り付けてみました。ただし前回よりもかなり上部に穴を開けましたけどね。





そして、今回はサイドにも小さなフックをつけました。
底をボルト留めしないので、横からも押さえつけないと箱がぐらつく恐れがあるからです。





また、今回初導入なのが土台となる金属のネット。
こちらは100円ショップで購入しました。気休めかもしれませんが少しでも過重を分散させたいのです。





ちなみに取り付けは、ペンチで一部のネットに切れ込みを入れ、そこにねじ込むようにしました。
簡単なものですが、こうしておけば上から箱を置いてもそうずれることも無いでしょう。





ゴムロープを使って引っ掛けることにしました。
ベルトと違い、弾力性があるとぐらつくんじゃないか?という意見もあるかもしれませんが、
少し余裕があれば転倒時に地面にぶつかっても、横にずれることによって衝撃を和らげることができるだろうという考えです。





このように、今回は縦だけでなく横もロープを引っ掛けて固定します。
そして、フタには前回と同じように穴が・・・。





今回も、その気になれば簡単に壊せる箱に鍵をかけます。
ほんと気休め程度ですが、無いよりは気分的にマシです。
まあ、取られても大して問題無いような物ばかり持ってくので大丈夫でしょう。
それに、バイクで旅をしてる人間の荷物を盗もうとする人はあんまりいません。





これが前方の図です。
前のほうに箱がずれてきても、固定されたネットにロープが引っかかり激しくずれることは無い予定です。





完成図。

前回のケースよりも簡素な作りになってますが、
簡単に外せてそれなりの強度を・・・と考えた結果こうなりました。
まだ満足なテスト走行をしていませんが、多分前回同様の安定感はあると思います。



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