■中国地方一周ツーリング(5日目)



◆5/2(月) 天気:晴れ


今日は暗いうちに目覚めたが、まだ雨が降っているようです。
携帯で見た天気予報だと山口県は晴れなので、それを信じるしかありません。





夜が白む頃にはテントを片付け出発。なんとか雨も止みました。





今日もまた下関に来ました。
九州まで地下トンネルを歩いて行けるとの話を聞いてたので、関門トンネル人道へ。
このトンネル、50ccの原付なら押して行けるそうですが、さすがにXRじゃダメだそうです。
せっかくなので歩いて九州へ上陸します。





これが地下通路へのエレベーターです。
確かに原付が入るスペースがあります。





そして降り立った関門トンネル人道。
通勤のサラリーマンに通学の女子高生、さらにはウォーキングするおばさんまでいます。
こんな陽の当たらないところを往復して何が楽しいんでしょう。

意外と広いこの空間を、北九州の門司に向かって歩きます。





歩いて県境まで来ました。
このラインより先が九州福岡県です。
生まれて初めての九州・・・思えば遠くに来たもんです。


メモリアルステップを踏んで、トンネルを進みます。





ついに九州上陸!!
・・・・しかしとんでもなく寂しいところです。
まだ早朝だからっていうのもあるけど、周りには人の気配もありません。
九州を走る足もないので戻ることにします・・・・。
とりあえず”九州上陸”はどうにか果たしました。





下関に戻り、また今日も壇ノ浦の公園へ。
ここにきてやっと、徐々に空が明るくなってきた気がします。

なんとか晴れてくれ・・・・





さて、とりあえず北上して本州最西端「毘沙の鼻」へ行きます。
本当は先に秋芳洞に行きたいけれど、まだ開く時間じゃないので最西端へ寄り道。
ちなみに山口県には写真のような黄色いガードレールが多く見受けられます。
関東の人間にはもちろん、他県の誰もが驚く光景でしょう。





本州最西端で派手にコケました。
朝早かったので周りには誰もいないのをいいことに、駐車場を無視して展望台まで来たんですが・・・
この階段を無理やり登ってやろうと思って突っ込んでこのザマです。
しかしながらバイクは無傷。さすがはオフロードバイクです。XRばんざい。





景色はなかなか良いです。
昨日はずっと雨だったため、今日の天気はとても気持ちがいいです。
陽の光の暖かさがたまらないです。





さらに北上し、海がとても綺麗に見える場所に来ました。
向こうに見える角島大橋は、無料で通行できる橋の中では日本最長という話です。
もちろんこれから角島大橋へ向かいます。





ツツジかな?
雨露がまだ残っていて、キラキラと綺麗です。
思ったよりもうまく撮れてよかった。





角島大橋へ突入!
エメラルドの海を気持ちよく走り抜けます。
ただ、風がとても強くて走行中の撮影はかなり危険でした。
気を抜くと1車線流されるんじゃないかと思うほどに。





角島大橋を渡り終えた後、展望台から振り返ってみました。
綺麗な景色に大満足です。



角島に渡ったのはいいですが、特に大きな見所もなさそう。
いい写真が撮れたので、また角島大橋を気持ちよく走ります。





角島から帰還後も、あまりの海の美しさに見とれてしまい・・・
こんな過積載状態にもかかわらず海岸付近に侵入。

これが本当に、荒々しいとイメージされる日本海でしょうか?
美しすぎます・・・・



さて、このまま日本海沿いを東へ。やっと山陰地方に入ってきました。
時間的に秋芳洞はもう開いているのですが、一度内陸部に入る前に行きたいところがあります。
その名も「向津具半島」



そう・・・・”ムカツク”半島です。
名前を見てとても気になりました。ここには何にムカついている人がいるんでしょう?





ムカツク小学校です。
どう見ても普通の小学校ですがムカツク小学校です。





校庭で遊ぶ児童たちは決してムカツク素振りなど見せず、とても楽しそうです。
・・・・・・当たり前の話ですが。

このまま写真を撮り続けるのは危険です。
校庭の教師と目が合ったので、一目散に撤収します。
通報されたらたまらないと思ったのですが、後で冷静になってみるとあそこで逃げ出したのが失敗でした。
どう考えても不審者丸出しです。





半島からノンストップで逃げ出し、そのまま南下して秋芳台へ来ました。
このカルスト台地、去年四国一周ツーリングで見た四国カルストっを思い出します。
四国のほうは牧場になってて牛が放牧されてたけど、こっちはただの丘のよう。
でも、石灰岩がポツポツと見える綺麗な丘です。バイクで斜面を走ってみたい。





大阪の家族連れを捕まえて写真を撮ってもらいました。
写真を撮ってくれた娘さんは私より少し若いくらいです。
横浜からこんな荷物を積んで走ってきた私を見てどう思ってるんでしょうね。
結構アホだと思われていそうな感じ。何故か終始笑われてたし。





ついでにXRの記念撮影もしました。
青空が露出の関係でうまく撮れず、曇ったような空の写真に。





秋芳洞の入り口周辺にて。
土産街の途中で夏みかんソフトを購入。
今日は涼しかったのにちょっと我慢して食べてしまいました。
思ったよりまろやかで夏みかんっぽさは無かったけどうまかったです。





そして秋芳洞へ。
ここ、なんと入場料1200円も取られます。
しかし、それだけの価値があるものだと信じて・・・・行きます。





・・・と覚悟を決めてましたが、意外と通路が長い。
でも鍾乳洞入り口はすごい迫力ですね。
パンフレットの表紙とか、こんな構図でこの写真使ってくれませんかね。





内部の鍾乳石を撮影。
デジカメの露出を上げ忘れていたため、CRTディスプレイではよく見えないかもしれません。

それにしても内部は広いものの、観光客の人数が圧倒的です。
やっぱりゴールデンウィーク。覚悟はしていたものの人が多すぎて写真が撮りづらいです。





やむを得ず人間が見切れている写真で。
それにしても広い・・・・本当に広大な空間です。
そして、いい加減寒くなってきました・・・・





一体何がどうなればこのような形の鍾乳石が出来るのか。
自然というものはほんとすごいものです。



秋芳洞の広さには本当に驚きです。
これで観光客が少なめでのんびり見ることが出来れば最高だったんですけどね。

さて、今度は秋吉台のカルスト台地を走れる「秋吉台林道」へ向かいます。





国民宿舎のそばが林道の入り口です。
事前情報だと展望抜群のカルスト台地を走れるとのことですが、普通の林道入り口のようです。

しかし・・・





素晴らしい景色です。
一気に展望が広がり、どこまでも続きそうなカルスト台地のど真ん中を走ります。
ここまですっきりしていると、とてもじゃないけれど「林道」というカテゴリではない気がします。





結構ガレた路面だったりひたすら砂利だったりしますが、
この「草原の中を走ってる」という感じがたまらないです。
果てしなく続く・・・・そんな気さえしてきます。最高の気分です。





県道の下をくぐりしばらく進むと終点です。
この後、また日本海側に戻りひたすら海沿いを東へ。





山口県の日本海側、本当に綺麗ですね。
瑠璃色の海に浮かぶ小島を眺めながらのんびりと流します。
旅の風景としては申し分ないです。気温も適度に暖かく快適です。





山口県北部須佐湾の北。ここにあるのが「ホルンフェルス断層」です。
自然の神秘が創り出した横縞の不思議な断層ですね。
どうやら下のほうまで行けるようなので近づいてみます。





波が結構高く危険な感じ。
近づくと激しい波にさらわれてしまうことでしょう。
興味本位でここまで近づいたけれど、身の危険を感じて撤収。
岩にぶつかる波が激しく、しぶきがかなり飛んできます。





ここでふと横を見ると、珍しいジェンガのような岩盤。



この後、さらに海沿いを走り島根県へ。
今日は出雲の南にある目田森林公園のキャンプ場に泊まる予定。
今回の旅でやっと初めてのキャンプ場です。初日、静岡で野宿のために公園にテントは張りましたが・・・。



ホルンフェルス断層からはもう200kmくらい走ったでしょうか。
島根県も思ってた以上に横長です・・・いつになったら目的地に着くのかって感じ。
景色を見ながらのんびり走っていたら、18時までには遅くても着くはずだった道の駅「キララ多伎」に18時15分着。
本当はここで「いちじくソフト」を食べる予定でしたが、、わずか数分前に道の駅内のお店が閉まった・・・・無念。





傷心を癒すために夕日を見ることにしました。
日本海に沈みゆく夕日を眺め感慨に耽る。

もう出発してから2000kmくらい走ったのかな。
横浜から数日間で、多くの場所を周りながらこんなところまで来るなんて。
旅をするときは毎回思うけれど、自分の気力、体力や情熱には驚かされます。



真っ暗になってからキャンプ場に到着。
闇の中山道を孤独に走り続けた先にはほとんどキャンプ客がわずか2組。
しかし幸運にもバイク乗りがいたので一緒に食事をしました。



上には上がいる・・・・
彼はなんと宮城からここまで走ってきたそうです。
さすがの私も東北に住んでいたらここまで自走してこれたでしょうか・・・・
方向音痴な彼は、兵庫から広島へ行こうとして島根に迷い込んだそうです。
その方向音痴っぷりにも笑わせてもらいました。



食事後、どうしても温泉に入りたかったので10kmほど離れたところにある日帰り温泉へ。
なんとか営業時間ギリギリで温まることが出来たけど、帰りに道に迷い一気に体が冷える。

というかこの付近、寒いを通り越して痛い感じがします。
運よく見つけた道路の温度表示は・・・・・なんと6度!
いくら高原とはいえ恐るべき寒さです。5月で1桁台ですか・・・・
バイクに乗って走ってると言うことは、体感温度は更に何度か低いことになります。


泣きそうになりながらキャンプ場を見つけたけれど、今度は寒くて眠れません。
夏の北海道の夜もそれなりに冷えますが、ここまで下がることはまずないです。
3シーズン用のシュラフにくるまったくらいではどうにもならず、服を着込み靴下を履いて寝ることにしました。



明日はどうか、1日中暖かく過ごせますように・・・・



走行距離 454.1km



4日目へ     6日目へ     INDEX