■中国地方一周ツーリング(6日目)



◆5/3(火) 天気:晴れ


うー寒い。
あまりの寒さに明け方目覚めました。
もっと暖かい服装を用意するべきだったか・・・





昨日は真っ暗で撮れなかった、森林公園キャンプ場入り口。
寒いけれどすがすがしい朝です。





池には白鳥がいました!
1羽だけでのんびり水面に浮かんでます。
他に白鳥はいないのかな?





テントはこんな場所に張ってました。
なかなか平らな場所がなくて・・・真っ暗な中探すのには苦労しました。



さあ、まだ早朝のうちに出雲大社へ行ってしまおう。
ゴールデンウィークは人がいっぱいだし、今行くしかありません。
離れたテントで爆睡してると思われる宮城のライダーに心の中でさよならして出発。





程なく出雲大社に到着。
早朝なので人がほとんどいないです。
ここぞとばかり目立つ場所にXRを持ち込んで記念撮影です。





木々に囲まれた中を本殿へ向かって進みます。
早朝のすがすがしく、かつひっそりとした雰囲気がいいですね。





木の高さもすごいです。
鳥居の高さと比べるとよく分かりますね。





なんて巨大なしめ縄なんでしょう。
この下には結構人が集まってますが、これはみんなで下から縄の先端に向かってお金を投げているのです。
先端は箒のようになっていて、そこにうまくお金が刺されば願いが成就するそうな。
私も何度か10円玉を投げつけました・・・が刺さらず。



この後、宍道湖のほとりを走って更に東へ。





広い広い宍道湖を越え、松江の市街地を抜けて中海へ。
大きな入り江でほとんど湖のようになってますが、そこの真ん中に浮かぶ大根島へ来ました。
この写真の船すごいです・・・・ここまで朽ち果てるのに何年かかったんでしょう。
いつまでも放置したままで許される島根県の現状もすごいですが、
とてもじゃないけどこれが日本の景色とは思えませんね。
なんとなく東南アジアの川を思い浮かべてしまいます。





ここを越えれば島根県→鳥取県です。
激しく坂を登りますが、この先が橋になっていて下に大きな船を通すためのようです。
そして鳥取県境港市へ上陸します。





ちなみに、↑が宍道湖~境港までの地図。





境港市で、とても素敵なストリートを発見です。
その名も「水木しげるロード」





すごいです・・・なんとねずみ男が自転車に乗ってます。
妖怪たちの溜まり場のようで、きっとファンにはたまらない場所でしょう。





何の妖怪かは分かりませんが、黙ってベンチに座って休んでました。
それを見つけたお父さん、嫌がって泣きじゃくる娘を無理やり横に座らせようとしています。

すると座っていた妖怪もずずっと娘に近寄る始末。
よく分からないが絶妙なコンビネーションです。娘はもう大パニック。



鬼太郎を見つけたかったのですが、残念ながらどこにもいませんでした。
どこかの建物に隠れていたんでしょうか。





米子を通過し「淀江」という町に到着。
ここで私のソフトレーダーに反応。どんぐりメニューという既に危険なメニューたちの中に「どんぐりソフト」なるものが書かれています。
もちろん迷わず購入。





見た目は普通のバニラとたいして変わりありません。
そして味・・・・なんだかよく分からない後味が残ります。
これがどんぐりの味なんでしょうか?
小学校の頃割って食べたどんぐりの味を思い出そうとしたけどムリでした。
・・・・特に目立った味ではなく残念。

そして・・・・中国地方最高峰の大山へ。





ぐんぐん高度を上げるワインディングロードを走ってやってきました。
途中ツーリングライダーの集団がいっぱいいたのでピース敢行。
反応してくれたのは1/5といったとこでしょうか。

スキー場から見上げる大山連峰。
晴天に雪山は映えますね。





大山周辺の高原道路を走って、更に東へ進み下山します。
この付近はツーリングコースとして申し分ないですね。
多くのライダーが走りに来るのも納得です。



今度は打って変わって日本海側を一路東へ。
鳥取砂丘でも見に行くことにしましょう。





途中立ち寄った道の駅「大栄」。
なんとここは道の駅登録の全国第一号らしいです。
まさかこんなところから道の駅がスタートしたとは知りませんでした。
看板の上のほうにはゆるいキャラクターが2人。





ここはすいかの里らしく、見つけてしまいました「すいかソフト」
ご当地ソフトは結構食べてきましたが、このすいかソフトはかなり好きな部類に入ります。
すいかの後味は意外とあっさりしていて心地の良い甘さです。





おおコナン!
この道の駅に何故か名探偵コナンの銅像がいくつかあります。
作者の出身地かなんかでしょうかここは?

数日後帰宅してから知りましたが、ゴールデンウィーク中にこのコナンの銅像・・・腕が折られたりメガネがもぎ取られたりしたそうです。
私が行ったときは大丈夫だったんですけどね・・・・ひどいことする人もいたもんです。





迷探偵コナンに会える町。
2人で何故かバイク乗ってますね・・・でもその格好でバイク乗ったらやばいです。
転んだらもう大変なことになってしまいます。



この後また砂丘に向かって走ったのですが、鳥取砂丘周辺は大大大渋滞。
砂丘まですぐそばなのに1時間の渋滞だそうで。
普段は人なんか全然いないって事前情報だったけど、さすがゴールデンウィーク。
こんな人ごみのなか砂丘に下りるのはやめ、砂丘センターなる展望台から見ることにします。
そちらは多少渋滞が少なかったので。





砂丘センターに到着しました。
下の砂丘に向かってゴンドラが延びてますね。こっちからも砂丘に降りれるのは知りませんでした。
しかしここも結構混雑。やはり上から見るだけにしておきます。





「日本の砂丘は狭い」と人は言いますが、
その中で果たして何人が、自分の目で本当の砂漠を見たんでしょうね。
今の私には鳥取砂丘で十分広大に見えました。





本日3本目のソフトクリーム。
これは梨ソフト。シャリシャリした果肉が入っていてとってもおいしいです。
今日食べた中では一番おいしかったかな。朝からソフトクリームだけで食いつないでます。





国道9号を東へ進み兵庫県へ。
海沿いから山道へ入ってやってきたのが但馬アルペンロード。
「瀞川氷ノ山林道」の起点です。
ツーリング前に事前に調べた情報だと、ここは関西屈指の長さを誇る林道らしい。
行ってみましょう攻略しましょう。





さて、気合入れたのはいいけどこの過積載状態で乗り込んでほんとに大丈夫でしょうか?
トラブル無しで走り抜けることが出来るか、ちょっと不安な気もします。





通行止めですと?
まだ未舗装路にすらなっていないというのに、ここで足止めなんてわけにはいきません。
構わず奥に進みます。





通行止めの原因はこれです。
この程度の路面崩壊ならば単車なら特に問題無しです。
ところで、いつになったら舗装がなくなるんだろう。



結局この後何も無く、林道は主要地方道89号「村岡美方線」と一度交差します。
ただ、更に林道を進むとやっとこ未舗装路に。
この時点で既に16時半。日没までに林道を抜けられるかちょっと不安です。
多くの写真を撮りながら残り40kmの林道を行くのは無謀でしょうか。





しかし来てしまいました。
路面は結構フラット。素晴らしい直線で気分も良いです。
一気に上って林道は高度を上げていきます。





なんと・・・・まだ雪が残ってます。
まさかまだたいして進んでないのに雪にお目にかかるとは。
これだけの荷物を積んでの雪道走行はちょっと自信が無いです。
走れる場所はしっかり雪解けしてますように・・・。
しかし、ゴールデンウィークでも雪が残ってるような林道だったんですね。
下調べあまりしないで来たけど、大丈夫だろうか。





途中で展望も開け、ふと見るとピンクのパラグライダーが舞ってました。
優雅に舞っている姿を見ていると、自分でも飛びたくなります。
ちなみに、私のパラグライダー経験は2003年の北海道ツーリング時にスキー場の斜面を飛んだ程度。





間違いなくオフロードバイクの足跡です。
綺麗な軌道を描いてますね。
さすがにこの荷物を積んだままのXRじゃこんな芸当は出来ません。
多分自分の技量じゃ荷物無かったとしても転ぶでしょう・・・・。





峠を越えて林道は下りへ。
恐らくこの付近はハチ高原のスキー場でしょう。
冬になれば一面の銀世界が予想されます。





唐突に舗装路に。
この後ハチ高原のロッジやペンションが立ち並ぶ一帯を通過します。
多くの観光客が高原に遊びに来ていて、山から突然下りてきた私の姿はかなり浮いてます。
奈良の大学生が観光バスからたくさん降りてきて、奇異の視線で見られる。
早々に立ち去ることにしましょう。





但馬アルペンロード(瀞川氷ノ山林道)はまだまだ続きます。
ハチ高原で一度主要地方道87号(関宮美方線)と重なりますが、
この写真の場所でまた分離。氷ノ山登山道の鉢状口に突入していきます。





今度は早々に未舗装路へ。
葉っぱがほとんど無く、生きているのか死んでいるのかよく分からない木をバックに撮影。
この付近広場になっていて、セローに乗ったライダーが野営の用意をしてました。
彼にこの先の道を尋ねましたが、私と同じ方向から来たらしくよく分からないとの事。
まあ、雪も峠を越えた後は見てないし大丈夫でしょう。





調子に乗って写真を撮っていて転倒。

・・・危ないところでした。
横にクレバスがあったので撮影しようとしたのですが、もう少しではまるところでした。
上り坂で停止してクレバスにデジカメをズームしたときに、車体がずるずると滑り出してもう制御できず。
なんとかクレバスに落ちないよう、あえて前輪がクレバスに落ちる前にXRを倒したのです。
でも体のことを考える余裕が無く、左の足首がバイクの下敷きに
・・・・痛い。。



既にこの時点で、今回のツーリングでは2000km以上のオンロードを走ってます。
そして、XRのタイヤは購入時以来6000km以上無交換で走行。
タイヤが擦り減っていて砂利道で踏ん張りきることが出来なかったのでしょう。
更に両手を離しての写真撮影なのでブレーキはフットブレーキのみ。

転んで当然です。





荷物を積んで重くなったXRを必死で起こしました。
正確には、この過積載状態では自分の力で起こすことが出来ず・・・荷物をいくつか外そうとしたときに向こうから車が来て、ドライバーのおじさんと一緒に持ち上げたんですけどね。

この写真が問題のクレバスです。
写真では分かりにくいですが、深い場所では40cm以上ありました。





転倒したときに挟まれた左足が痛いです。
やや気分が萎えてきましたが、ここにきて素晴らしい展望に感動。
いつのまにかこんな高いところまで登ってたんですね。





違う角度からもう1枚。
いいですね~。徐々に薄暗くなっていきそうな空が気になりますがこの場所は素敵です。





元気を取り戻し更に進むと、橋の手前に直線と左折のT時路がありました。 そして直進ルートには通行止めとの看板が。
確か左折は横行林道という舗装林道で下山するはず。
直進するのが正しい林道抜けのルートだと思うので・・・構わず進みます。





なんと・・・・まだこんなに雪が。
完全に固まって氷みたいになってます。
今度はちゃんとギアを入れてバイクから降りたので安心して撮影。
それにしてもなかなか急勾配ですね。
さて、進むべきか否か・・・。





だめだこれは。
とりあえず徒歩でちょっと進んだ写真がこれです。
荷物が無ければ構わず進むのですが、かなり重い荷物を積んでこの勾配の雪道はちょっとムリです。
転んだときのリカバリーに時間がかかるし、そんなことしてたら間違いなく日が沈んでしまいます。


完敗です・・・瀞川氷ノ山林道制覇ならず。
T字路に戻り横行林道で下山します。





横行林道は舗装こそされてるものの、こんな崩落が放置されてます。
ただ他の場所には問題なく、無事走破。
ただ、ここで完全に日没・・・一気に写真は少なくなります。



もう長距離のオンロードとオフロード走行で肉体はぼろぼろ。
肉体的な疲労は、ソフトクリーム×3で食いつないでた自分にも問題があるのですが。
林道の終点から10kmほどで、ツーリングマップルに書いてあった天滝公園キャンプ場があったはずなんですが、暗闇を走行していて通過した模様。
走行していた主要地方道48号「大屋波賀線」・・・暗闇過ぎます。



山の中には適当な野営場所も無く、どこまでも続く暗闇ロード。
とりあえず平地まで降りるためひたすら東へ走ります。走り続けます。
そこで東北地方に旅に出ている岡山のKくんからのメールに気付く。
3日前に岡山でお世話になった彼です。

Kくんは福井の敦賀にいるようで、今兵庫のよく分からん山の中にいると返信。
彼は「なんとか天橋立くらいまでは行けるよ」と言うので、今夜合流することにしました。

でも、この山中から天橋立までどれくらいの距離があるんだろう?
鳥取と兵庫の県境みたいなところから京都の最北部までは。。
まあいいか・・・走ってみましょう天橋立まで。



ひたすら走り出石という町に日帰り温泉発見。
多分これ以降落ち着いて風呂に入る場所は無いでしょう。
「乙女の湯」という、男が入るには問題がありそうな温泉に入りさっぱり。
普通の温泉でしたがそれなりに疲れは取れました。
ただ、左半身あざだらけでびっくり。隣で体を洗ってたおじさんに「にいちゃん大丈夫か?」と心配される始末。





温泉を出てからまた闇夜を走ります。終始ずっとこんな真っ暗闇の道で、車もほとんど通りません。
天橋立まで残り15kmの地点まで来ましたが、ここで既に0時過ぎ。
明け方からこんな時間まで走り続けたのは生まれて初めてです。
しつこいようですが、エネルギー源は昼間のソフトクリーム×3



この後天橋立に到着したものの、Kくんはまだ時間がかかるとの事。
既に日付も余裕で変わってるので、今日はどっかで車中泊でもしたほうがいいと電話しておきました。
そして自分はテント張る場所を探します。



ただいかんせん天橋立周辺も道は暗く、公園がどこにあるのかも分かりません。
そして、こんな時間じゃもちろん地元民も歩いてません。
町に出ようと思い宮津の町に出た右折しようとしたんですが、交差点を右折する際直進してきた対向車とぶつかりそうになり急ブレーキ→転倒。

なんなんだ・・・・対向車も右ウィンカー出してたから右折だと思ったのに。
すごい勢いで突進してきて本当に焦りました。
深夜とはいえ、宮津で一番大きな交差点の中心部で転んだので周りの交通が全てストップ。
さすがに焦りましたがXRを引き起こし周囲にペコペコしながら出発。





結局公園が見つからず、R176の宮津トンネル脇にある「西宮津PA」という小さな駐車スペースで寝ることに。
時刻は深夜1時半・・・さすがに疲れ果てました。
インターロッキングブロックの駐車スペースの手前にXRを置き縦にして、その奥にテントを張りました。
これなら車が突っ込んでくる前にバイクとテントに気付くでしょう。



もう何もする気力も無かったのですが、レトルト食をテントの前室で温めて食べました。
少しでも食べておかないと、明日は本当に倒れかねないので・・・。


結局もう深夜2時半。
21時間行動の長い1日がやっと終わるのでした・・・。



走行距離 467.5km



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