■神奈川県道515号 三井相模湖線



◆6/03(土) 天気:曇り


神奈川県北東部にある津久井湖。
地図によっては点線区間になっている県道515号、路線名三井相模湖線を確認しに来ました。
既に複数のサイトで状況は確認してたんですけど、一応自分の目で見てみたかったので。





まずは津久井湖を横断して北側に行かなければなりません。
国道413を相模原方面から進入し、県道513号経由で行こうとしたら・・・
無念の二輪通行止め。二輪だけというのが解せませんが、素直に諦め他の進入経路を探します。





更に西へ行った先、津久井湖を横切る「名手橋」を発見。
恐らくここは町道だとは思いますがなかなかりっぱな橋ですね。





この橋、神奈川の橋100選に登録されてるようです。
でも、残念ながらあとの99本には全く覚えがありません。





名手橋上にて。
山がかなりガスってます。こんな状態で雨が降らないのが奇跡って感じの天気です。





橋の上から見た津久井湖。
これは津久井湖のかなり西側です。
もう川なんかじゃないか?ってくらい狭くなってきてますね。
右の木の向こう側もまだ辛うじて津久井湖らしいです。そして更に上流には相模湖があります



県道515に入り、西側に向かおうと思いましたが・・・
先に東側を見ることにします。二輪通行止めがある方向なので、ちょっとそっちから確認。





かなり素敵なゲートです。
1.7mとは・・・かの有名なR421石榑峠以上に狭いです。
神奈川県恐るべし!



この先は極狭区間なのですが、とりあえず写真は戻るときに撮ろうと思いデンジャラスなワインディングを楽しみました。





さて、戻りがてら写真を撮影。
怪しげな雰囲気の家を発見しました。
何故か南国ちっくな木が生えててここだけ異空間。そして家には何かの紋様が・・・





何だこれ?
宗教的な何かですか?それともただの趣味?
よく分かりませんが、ここだけ何か空気が違うんです。





極狭区間にはこんな看板が。
「駐車絶対禁止」という強い意志が込められてますね。





・・・確かにこんなとこに駐車されたらたまんないです。
駐車する必要性も全く感じない場所ですけどね。





ここ、不法投棄も多いみたいです。
津久井湖にゴミを投げ入れる不届き者がいるなんて・・・
ここが東京神奈川に暮らす者たちの水源だというのに。





なかなかこちらも素敵な看板です。
「あなた」と丁寧に言っておきながら「性根ポイ捨てろ」とかなりきつい言葉。
頭の中に妙に残るフレーズたちです。





極狭区間から、津久井湖の向こうに見える国道413号周辺を撮影。
実はこのあたりでポツポツ雨に降られました・・・すぐ止みましたけど。





ではメイン。県道515の西側に向かいます。
全面通行止ですか・・・・やっぱだめかな。





ちょっと進むと、でかい看板とゲートが1つ。





このゲートは二輪なら右側から回避可能です。
それにしても、右にもずいぶんな鬼勾配の坂がありますね・・・。
でも、もっとビックリなのはここから微かに見える奥の状態です。





・・・・だめだ。
どうやってもこんなの越えられそうにありません。

この状態は他のサイトでも確認してるのですが、右側に隙間があるって話も聞いてたのでバイクなら行けるかと思ったんですけどね・・・・さすがに狭すぎです。
自転車を担げばギリギリ通れるか?ってくらいの幅です。





ちょっと徒歩で進入してみました。
崖からがっつり崩れてきてますね・・・・道路が埋まるのも時間の問題って感じに見えます。





・・・・やっぱだめだ。
徒歩なら行けると思いますが、こんな昨日の雨でぐちゃぐちゃな状態の土の上を歩くのはもういいです。
素直に戻ります・・・。





それにしてもものすごいゲートですね。
ここまでする必要無いと思うんですけどね。作ってるうちに楽しくなってきてこんなガチガチにしたんですかね?
・・・・もちろんそんなことは無いと思いますが。



さて、この通行区間、東側からのアプローチはここで終了。
ならば西側からも確認してみようではないかってことで、早速大回りして西側から行くことにします。





国道413→国道412→町道と乗り継ぎやってきたのがこの場所。
県道515の通行不可部分にはここを右折することにします。





アップで撮影。
こちら側からははっきりと通行止め表示がしてあるんですね。
ちなみに青看板には一切表示がありませんが、直進して突き当りを右折すると国道20号大垂水峠の旧道に行くことが出来ます。





ここ、かなり素敵です。
大きな全面通行止看板が3つも用意されています。
神奈川県はどうしてもこの先に車両を進入させたくないようですね。





なんと、途中から路面がアタック林道に!!



ってのは嘘です。
これは道路脇にあった素敵なコース。





でも、ガードレールががっちりしてて車両は二輪も含めて入れません。
工事するときはガードレールを撤去してたとしか思えませんね。
ここに入れればかなり楽しい林道遊びが出来たというのに。





廃道じみた感じになった先にはやはりありました。。。





こちらはもう全く隙間がありません。
鉄パイプの芸術的ゲートを見ながら途方に暮れます・・・。



この路線はこのまま死にゆく運命かと思いきや、NTTの電波塔か何かが通行不能区間にはあるらしく、東側からはたまに作業員が入り込むという噂です。
いつか開通させませんかね?・・・・・まあ開通しても並行する国道があるのでこっちを使う人は道路マニアのみとなること間違いなしですが。



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