■伊豆半島2日目



伊豆半島1日目の続き


◆2/12(月) 天気:晴れ


今日は土肥の宿からです。
まる1日林道を走る予定なんですけど、
もとは1泊の予定が2泊の予定に急遽変更となったので、
のんびりと林道に向けて出発。
ちゃんと走る事が出来るダートは残っているのでしょうか?





西伊豆町の主要地方道59号線から起点方面へ向かいます。
1本目の林道はこちら。「林道白川富貴野線」です。
この林道は特に通行規制が無さそうなので、安心して進入します。





起点からちょっと進んだところでダートが開始。
走りやすそうなダートです。どんな風景が見られるのか楽しみ。





路面はフラットで快適。
景色は左右囲まれてる場所が多かったけど、一部開けた場所もありました。
写真の場所は、荒れてもいないのに何故かカーブミラーが地面から抜けてたのが印象的。





大きな見所もなく終点に。
ダート自体は約3kmくらいだったと思います。
舗装と未舗装の繰り返しが多く、ダート走行にもう少し集中出来ればと思いましたね。





そんな声を聞いたかどうかは分かりませんが、
終点を右折してからすぐの場所にダート林道の入り口を発見。
これには驚き。すぐに飛びつくことにします。





看板とGPSの地図を見比べた感じ、この大昌山林道は恐らく行き止ま林道。
でも、せっかくなので終点まで行ってみることにしましょう。
片道1.7km程なら余裕そうです。





天気は快晴なのに、ひたすら薄暗い急勾配を登ります。
雰囲気はかなり廃道っぽいですね。
二輪、四輪どちらの轍もほとんどありません。





終点だけは少し開けた景色です。
てっきり終点は登山道か何かに繋がってると思ってたのですが、
ガードレールが横に敷いてあって、そのすぐ先は崖になってました。

終始閉塞感漂う林道でした。
そんな嫌いというわけではないけれど、もう少し景色が開けた林道のほうが気持ちいいですね。
来た道を戻って次の林道に向かいます。





白川富貴野線の起点から59号線を少し北に行ったところに、
祢宜畑倉見林道があります。
西伊豆オートキャンプ場の真横からダートが始まるのでとても分かりやすいです。





先ほどの大昌山林道と比べ、こちらはとても開放的。
空もとても青く気分上々。
景色を横目に見つつ、ぐいぐい高度を上げていきます。





両側を杉林に囲まれても、幅員が広いので閉塞感を感じる事はありませんでした。
路面状況も極めて良好。晴れた日の林道ツーリングとしては最高です。
この林道も通行規制などが一切かけられてなかったので、
後ろめたい気持ちゼロでまったり走ります。





木々と空を眺めつつひたすら登ります。

この付近で何枚か写真を撮っていたとき、
ハンターと思わしき車両が2台ほど通り過ぎていきました。
狙いはイノシシか何かでしょうか。





とても整備が行き届いた林道です。
工事車両が入り込んでるのかもってくらい路面はフラット。
ちなみにハンターの車両は途中で止まっていて、
ちょうど山に分け入るところでした。





ん・・・・
唐突にコンクリート舗装になったかと思うと、
鉄パイプが刺さっていて進入禁止。
見た目は土に刺さってるだけのようなので持ち上げる事ができそうですが、
そこまでして先に行くのも気が引けるのでここでUターン。
西伊豆オートキャンプ場からは約4kmといったとこでしょう。

この林道、数年前の時点で北西にある宇久須のほうまで完抜間近っていう情報だったので、
きっともう抜ける事が出来ると思うんですけどね・・・
繋がっていれば10km程のダート林道らしいので、途中で引き返すのはちょっと残念。






引き返す途中の写真です。
斜面が見事に掘削されてて綺麗です。
見た目、上に落ちてきそうな岩などはありませんが見上げるとちょっと恐いです。



帰り道にハンターに呼び止められたのでちょっとお話しました。
彼らはどうやら私たちが宇久須から抜けてきたのだと勘違いしたそうです。
さっき途中で追い抜いた時にも目が合ったのに、どういう事なんでしょう?

彼らに話を聞いたところ、この林道はもう完抜しているそうです。
あのバリケードは何のためにあるのか・・・残念でならないですね。





いい時間だったのでここで昼食にします。
遠くまで見える絶景ではありませんが、
景色が開けた場所なのでいい気分で昼食を採れそうな場所です。





昼食はこれ。
カップヌードルの新しい味があったので迷わず買いました。
見た目はとっても辛そうなんですけど、チリトマトよりはマイルド。



往復8kmのダート走行後は、祢宜畑倉見林道の反対側をチェックしに行く事に。
仁科峠を経由して宇久須方面を目指す事にします。





仁科峠に向かう途中の1コマ。
ずいぶん山奥に来たもんだと感じる写真ですね。
眩しい景色に感動です。





そして仁科峠付近。
このすっきりした空と丘の景色、とても素晴らしいです。
どこかで見た事があるような気がしてたのですが、
自身2年前にXRで一度訪れてました。
2005/03/19の写真はこちら



この後祢宜畑倉見林道の北側に向かったのですが・・・
いざダートに進入しようと思ったところで前方から幅員いっぱいのダンプが。。
すでに完抜してるとの話ですが、工事はまだ終わってないようですね。
北側からのアクセスはまた今度ということで、今回は撤収。





今日も土肥に宿泊。
早めに宿に戻ってきたので、砂浜に出てみました。

写真は土肥港と清水港を結ぶ高速船だと思います。
この航路はフェリーも出ているので、駿河湾をショートカットする1時間ちょいの船旅は西側からのアクセスとしてはいい感じかも。





いつも山ばかりに出かけているので、
たまにはこうしてのんびり海を眺めるのもいいものです。
夏には海水浴場になるようですが、この時期浜に出てる人は皆無です。
XRで走ったらきっと怒られるでしょうが、ちょっと走ってみたい気持ちになりました。





土肥の夕暮れ。
昨日の黄金崎とは違い、夕日は海ではなく左側の陸地の向こうに消えていきました。
しかしオレンジ色の空はとっても綺麗。
写真左上には星も見えはじめました。





夕日が落ちた土肥の港。

日が落ちると星の輝きも増します。
最初は飛行機か人工衛星かと思ってましたけど、どうやら本当に星の輝きのようです。



今日のダート走行はトータルで20km弱。
舗装箇所や思わぬ通行規制、工事等がありましたが、思いのほか走ってる印象です。
のんびり出発して夕方よりも前に帰ってきた割には楽しめました。

明日は最終日。
今日巡らなかった土肥や戸田の林道を探索してから帰ることにします。



走行距離 101.0km



3日目へ続く



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