■九州2日目
◆5/02(水) 天気:晴れ
今日も快晴。
絶好のツーリング日和です。
朝はのんびり起きたので到着は11:30頃でしたが、
今年も宮崎のえびのにある狗留孫林道(大川筋林道)へやってきました。
起点付近は川内側の横を北上。
川の水も綺麗で気持ちのいい林道です。
ちょっと角度を変えて撮影。
この角度から見るXRも結構好きです。
路面は去年と同様にとてもフラット。
狗留孫神社付近まではセダンも入り込んでいるくらいですからね。
日陰は多少路面が湿っていたり小さな水溜りがあったりしますが、
雨上がり直後の去年ほどではありませんね。
ちなみに2006/05/02の写真はこちら
・・・今日記を書いてて気付きましたが、
去年もちょうど5/2にここに来ていたようです。
緑の中を走るのはとても気持ちがいいですね。
この後、狗留孫神社との分岐を経て徐々に高度を上げていきます。
・・・見事な緑。
この付近、新緑が特に美しくて目に眩しいくらいです。
こんな緑の中を走ることが出来るのはこの季節ならでは。
真夏になると、暑苦しくて爽快さも無くなってきますしね。
林道を登りつつ温迫峠を目指して走ります。
今日はNさんの家にプラケースを置いてきてるので、XRも軽々乗ることが出来ます。
・・・こんなところに喫煙所が。。
出来れば林道での喫煙自体やめて欲しいところですけどね。
わざわざこんなものを作る事は無いと思います。
去年はこんなものあったかな??
12:40
去年よりも整備が行き届いて走りやすかったかもしれません。
結構あっさりと温迫峠にたどり着きました。
ここまでの道のり、景色が開ける事はあまりありませんでしたが、
森の中を走るのもまた格別でした。
去年に引き続き、段塔林道80支線に入ってみる事にしましょう。
温迫峠のT字路をえびのから上ってきて左折するとあります。
去年は確かこの分岐を左に曲がって80支線を走りましたが、
今日はこの分岐を右に曲がり、82作業道とやらに進入してみます。
82作業道・・・・延々とこんな景色が続きます。
当初すぐ行き止まりだと思ってましたが意外と長く、どこまで続くのかよく分かりません。
路面も徐々に危なくなってきたので、Nさんを連れて行くにはちょっと危険と判断。
自分自身もたいした装備をしていないので素直に撤収します。
一度分岐を戻り、再び段塔林道80支線を進みます。
日は射したり雲に覆われたりしてますが、
おおむね天気は良好と考えてよい感じです。
80支線もなかなか快適。
今年はもしかしたら段塔林道本線と繋がっているのかな??
・・・うーん相変わらずですね。
去年と全く変わりが見られません。
西側の段塔林道と繋がる予定はないのかも。
ここで昼食を採り、温迫峠から北側の熊本のあさぎり町に抜けてから東へ。
今日は夜から予定があるので、綾の釣り橋でも見つつ東の宮崎へ帰る事にしましょう。
舗装化が進んでいる温迫峠の北側です。
このまま舗装路を走り抜けると、写真に見える球磨川流域の平野部に入る事になります。
なかなかいい景色なのでしばし写真を撮りました。
いつも時間のある限り遊びすぎてしまうので、
今日はのんびり帰ることにしましょう。
時折見える下界を見つつ、平野部に下りていきます。
GPSのマップを見つつ、あと4つほどカーブを抜ければ平野部だ・・・
と思っていた矢先、後ろでガッシャーン!と激しい音が。
見ると、ヘアピンカーブの出口でXR230のNさんが転倒しています。
本人はピクリとも動かず。ダッシュでNさんのところに駆け寄ります。
Nさんは倒れたまま動きませんでしたが、
声をかけると何とか会話は出来るようです。
痛みで動けないと言うので、迂闊に触ることも出来ず1分間程待ちました。
これ以上動けないようなら救急車を呼ぼうと考えましたが、
本人はどうにか体を起こす事に成功。
しかし足を痛めたらしく立ち上がることが出来ないようです。
XR230のほうも少し見ておきました。
左ウィンカー破損、クラッチレバーが根元から破損。
エンジンはかかったかと思ったらすぐ止まってしまう状態。
Nさんはクラッチの予備を持ってきてないので、
とりあえず、自分のXR250の予備レバーをつけようとしたところなんとか互換性があるようで、
無事取り付けることが出来ました。
しかし、バイクがどうにかなりそうでもNさんの体が心配です。
XR230はここに置いて、Nさんを私のバイクの後ろに乗せて下山。
集落に下りて、最初に目に付いたのは畑仕事をしてた地元の人。
とりあえず、バイクを停めて地元の人のところに駆け寄って近くに病院があるか聞くことに。
すると、病院の場所を教えてくれただけでなくそこまで連れて行ってくれるとの事。
お言葉に甘えてNさんを軽トラに乗せ、病院まで車で連れて行ってもらいました。
バイクの振動よりはだいぶマシでしょう。
診察結果は左足首と左膝の骨折。
その他数箇所を打撲しているようです。
自走は無理なので私のバイクに乗せて帰ろうかとも思いましたが、
それも骨折して簡易ギブスをつけた状態では無理っぽい。
彼女の父親が、宮崎から2時間かけて軽トラで迎えに来てくれました。
軽トラにXR230を積み込んでNさんを乗せ、私はバイクでそれの後ろについて帰宅。
帰宅時間は22時半頃となる、慌しい1日となりました。
ツーリング中に転倒して怪我人が出ることはありましたが、
今回ほどの事態は自身初めてです。
こうなってくると九州ツーリングどころではなくNさんの体が心配です。
唯一の救いは、後遺症が残るような怪我にはならないだろうという事です。
足が治って一日でも早く元気になるのを祈るのみです。
走行距離:257.5km
九州3日目へ続く
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