■北海道ツーリング6日目(道道664号線)



◆9/23(水)




屈斜路湖から阿寒湖方面へ。
快晴の国道をひた走ります。
国道243号を弟子屈市街に向かって南東に進み、市街から折り返すように南西へと快走。
気持ちよすぎです。





阿寒湖へ近づくにつれて、直線路から気持ちのいいワインディングロードへ。
前を走るライダーも、ゆっくり気持ち良さそうに走っています。





これは雄阿寒岳でしょうか。
すっきりした空の青と阿寒岳のコントラストが印象的です。





さて、実は目的地は阿寒湖ではなく付近の林道。
飽別白水林道を走破予定。ここが国道240号沿いの北側入り口です。





しかし無情な通り抜け不可宣言。

残念ですが、こういう場合通り抜け可能であったりする場合もあるので突入!
・・・と思いましたが、突入するのは反対側からにしましょうか。

この林道、半円形を描き元の国道240号に戻ってくるんですよね。
だからちょっと国道を南下すれば南側の入り口に着くのです。





南側の入り口にやってきました。
今度こそ突入開始です。





さあ、ダート路面になりテンションアップ。
最初から最後までクライマックスなダートのスタート!





しかし・・・・
どうしたことか、ひっきり無しにダンプカーが往復しています。

ドライバーに聞いてみると、この先工事をしてるので行かないで欲しいとの事。



・・・・そう言われてしまうと、帰るしかないですよね。
ここは素直に諦めて撤退しましょう。
まだ北海道にはたくさんの林道があるので、ここにこだわる必要はありません。



結局北側の入り口もスルーして、西へと走ることにしましょう。
阿寒湖畔も素通りしてどんどん西へ・・・・。
4年前にダートの途中で夜を迎えてしまったオンネトーへと向かいましょう。



実は後から他のライダーに聞いた話ですが・・・
飽別の林道は普通に走れたとの事。。
自分は工事現場のおっさんの言葉を信じただけなんですけどね・・・・無念です。





場面は変わりオンネトーへ。
連休中なので観光客も多いのですが、うまく隙をついて撮影。



せっかくなんで自分の写真でも撮ってもらおうか。
近くにいたおばちゃんに撮影をお願いしてみます。





・・・・・・お゛いっ!!



残念なことに、肝心のBAJAが切れちゃってます。
おばちゃんにBAJAの大切さを伝えておくべきでした・・・・





オンネトー。
エメラルドグリーンの美しい湖ですね。
光の加減によって多くの色へと姿を変えると言われる神秘的な湖です。





オンネトーから南西へは5kmほどのダートが。
他にWRなどのオフロードバイクがいたのですが持ち主は見つからず。

4年前はこの先のダートを逆側から走ってくる途中に真っ暗になりました。
闇夜を飛び交うエゾシカの大群に怯えながら、ヘッドライトだけを頼りにここまで来たとき、
愛媛のSV400さんと再会したんでした。

懐かしい・・・・4年の歳月はあっという間でした。





4年前に暗闇を走ったオンネトー南のダートである道道664号線。
こんな爽やかで走りやすいダートだとは思いませんでした。
昔の記憶を思い返すと、ただただびびりながら走った記憶しかないんです。





ん?ここが道道664号線の起点だそうです。
ここに来るまでのダートは道道になりきれない道路だったようです。

確かにここに来て幅員が一気に広がりましたね。
これが北海道の道道規格といったところなのでしょうか。





「楽しい旅は安全が第一」

まさにその通りですよね。
一人旅での怪我や事故は致命的。林道奥地でのアクシデントとなると命にも関わる大問題ですからね。





あっさりダートの終点へ。
ここから先はずっと舗装路で足寄へと向かいます。

4年前に怯えながら走ったダートは、ただの快適ダートでした。
明るくていい天気だとここまで印象が変わるものなんですね。



ちなみに4年前のオンネトー日記はこちら





これまた懐かしい・・・
国道をしばらく走ると見つけることが出来るタイヤマン。
4年前と全く変わりない姿で迎えてくれました。



4年前の写真はこちら



さて、このまま上士幌まで行こうと思います。
目的地は前回の北海道ツーリングでも利用した上士幌航空公園。
サイトも広くなかなか便利なんですよね。



でも時間が中途半端だな・・・
本格的なロングダートを走りたいところですが、地図を見てもそんな素敵ダートは近くに無い模様。
こんなことなら、多少無理してでも飽別白水林道を走っておけば良かったかも・・・
かといってテントを張るにしてもちょっと早いような・・・



まあいいでしょう。
とりあえず上士幌に着いてから考えることにしましょうか。



北海道6日目(ナイタイ高原牧場)へ続く



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